ルパンVS複製人間を金曜ロードショーで見たことが今日まで私に影響を及ぼしている
オードリーのオールナイトニッポンで若林が、結局若い頃に見たバック・トゥ・ザ・フューチャーとフィールド・オブ・ドリームスが一番面白い。それを超える映画が出てこない。といった内容のトークをたまにする。すごく共感できて、私の中では「ルパンVS複製人間」がそれに当たる。
録画した金曜ロードショーを、好きすぎて何回も見た。雑にカットされてるから違和感のある編集になってるんだけどね。でも、話が面白い。かっこいいセリフが散りばめられている。そしてお色気シーンが多い。最高だ。
みだらな黒い梅干しスイッチを優しくタッチ
何回見ても面白い、生涯No.1映画。しかし、その特徴の1つである、お色気シーンは少年時代の私にあまり影響を及ぼさなかった。生まれてこの方人生の半分はエロいことを考えてきた私に限ってそんなはずがないと思われるだろうが、これは事実である。あまり印象に残っていない。これには、明確な理由がある。その理由を明かす前に、2004年に時を戻そう。
2004年の朝ドラ
ご覧の通り、オスカーの20歳、原田夏希が主演。大学のチアリーディング部で活動するというエロい設定だ。
しかし… 当時の私はなぜか、なぜだかわからないが母親役の田中裕子49歳に惹かれたのだ。自分でも理由はわからないのだが、主役よりも、田中裕子を目で追ってしまった。熟女好きとかマザコンとかには無縁なはずなのだが…
2007年から始まったソフトバンクのCM
このCMでも同じ現象が起きた。上戸彩より母親役の樋口可南子49歳に惹かれたのだ。余談ですが、上戸彩丸っこいですね。
この二人は似ているわけでもないし、なぜこの二人にだけは、年齢を超越して惹かれるのか。性衝動なんて理屈じゃない、理由なんてないだろう。好きなんだからしょうがない。ただ、この話は、言う相手を選ぶよな…
それから10年の時を経て、ある真実にたどり着いた。
実家で、断捨離をした。古いVHSを再生して、いらなかったら捨てる。でも結局、You Tubeにあげたら伸びそうな懐かしいものばかりで、あんまり捨てられないんだけどね。
そのうち、ルパンVS複製人間のビデオも発見した。そうだそうだ、次回予告がエロかったよな、見てみるか。
そうなのだ、先述したように、不二子ちゃんのお色気シーンがさほど印象に残っていなかったのは、もっとエッチな映像が記録されていたからなのだ。
それは映画「北斎漫画」の予告だった。
衝撃的で、僕はつばを飲み込んだ。
田中裕子と樋口可南子が1分程度の予告編なのにこれでもかと脱いでいたのだ
これだったのか… 私は全てを理解した。
当時の放送倫理は緩かった。もちろん、当時、この映像を見たことは忘れるわけがない。しかし、出演者が誰かなんて、(テロップで紹介されてるけど)子供の僕には知る由のないこと。ただただ次々に現われるおっぱいに目が釘付けだった。
そして、三つ子の魂百までというように、発達中の脳に刻まれてしまったのだ。田中裕子と樋口可南子で興奮するプログラムが。
親がDVする家庭に育つと、子も後にDVするケースが多いという。
カツオ20歳、うきえ26歳。カツオがうきえに変わらず憧れを抱いていたとして、おかしなことはないだろう。私も根本は同じだ。
ルパンの映画はビデオにとってもらって、後から見た。早寝早起きが躾けられていたから。当然、北斎漫画なんて見れる環境にない。次回予告に紛れていたからこんなことになったのだ。
同世代で、同じ体験をした人はいないだろうか?私だけではないと思うのだ。