アマプラで配信されてたドリーム・シナリオ観た感想

 A24の不気味面白映画ドリーム・シナリオ観てみました。

 トム・ハンクスが世界中のありとあらゆる人の夢に出てくるようになってしまって、何もしてないはずのトム・ハンクスが世界的に大炎上してSNSで叩かれて仕事を失って家族にも去られてしまって…というお話。

1.結局何を伝えたい話だったの?
 SNSでの大炎上とか、差別とか偏見とか社会風刺的なお話。曖昧な情報、曖昧な印象だけで人を叩いたり、晒し上げてはいけないんだよね。劇中で主人公がなんとなく怖いってイメージだけで怖がられて殴られてレストランから排除されるシーンがあるんだけど、あれは偏見からくる差別に他ならない。差別は良くない、そんなこと子供でもわかってることのはずなのに、何故かみんなわからなくなってしまう。

 赤の他人をネットに晒し上げて叩いてはいけないとわかってると思い込んでる自分自身ですら、わからなくなる時は来るのかもしれない。

2.個人的な感想ですが…主人公がもう少し愛想が良い人だったら…
 正直劇中で主人公が結構余計なことしてしまうんですよね。だからといって差別的な扱いをして良いわけはないんですけど…映画の本筋とは関係ない話だけど基本的に誰が敵になるかわからないのが人生で社会だから無駄に敵を作らないように愛想よくして、めんどくさいことは避けて生きたいと思った。


○総評
 様々な学校でこの映画を鑑賞させて、映画についてディスカッションしてほしいなと思った。差別偏見は良くない、全人類ネットリテラシーを勉強してほしい。

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