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本日、ベトナム税関に賄賂払いました
税関で止まっていた商品をスタッフがピックアップしに行くと、予想通りに賄賂を要求されました。
【税金2,900,000ドン(約14,000円)払うか、私に1,000,000ドン(約5,000円)払うか、どちらか選べ】
と担当者に尋ねられたようですので、当然安い方の賄賂を選びました。
何も違法な商品は仕入れておりません。
日本で買った無印良品のコスメ系をEMSで送ってもらっただけです。
そもそも税関でいちゃもん付けられるかは運次第だが、1個のBOXの総額が(2,000,000ドン/約10,000円)以上の場合は個人使用、販売に問わず課税対象となり、それ以下は課税対象にならないのがルールとのことだ。
だが、こんな適当な国民性と腐敗した国では、そんなルールなんか有って無いようなものだ。
私が、1点失敗したのが「発送時の申告書に全商品0円」と記載させてしまった事が、税関に目を付けられた可能性もある。
次の荷物2箱はそれぞれの合計が6,000円台で収まるように記載した。
来週には届く予定だが、また運悪くベトナム腐れ税関に目を付けられても、次回は申告額に対しての正規の税金を払う方が賄賂より安いかもしれない。
無印良品は,本日オフィスに居たベトナム人が早速2つ買ってくれた。
無印良品の総額は47,000円程で50%の販売益を乗せて売るが、賄賂と送料のコストを引くと粗利で36%程になってしまった。
次回の荷物の送料と賄賂もしくは税金を計算して最終的な利益率を割り出すが、今回の仕入れ総額128,000円に対しての販売額は2倍の256,000円と設定し、当初は50%の粗利を想定していたが、人気の無印良品のクレンジングオイル等は1個240gの重さがあり、想定以上に送料がかさんでしまった。
単純に次の商品も粗利が36%になると、128,000円の仕入れに対しての利益は92,160円になる。
そこに広告費を引かなければならないが、SNSショップページ自体の広告と販売期間や商品数を考慮たら今回の仕入れ商品だけで換算するのは難しい為、広告は日々、最適化を図り最終的に1か月の販売額と広告獲得数値を見ながらコストの割り出しにかかりたい。
無印等のコスメ人気商品は、売れるが送料が高いので頻繁に日本に帰る人は、ハンドキャリーで持ち込むのが最も効率が良い。
ちなみに、空港で自分の預け荷物をレーンで受け取ったら、
「Declare/税関申告」か「Nothing to Declare/税関無申告」のレーンをくぐるが、わざわざ「Declare/税関申告」に通過する人はほぼ皆無だろう。
私の経験上、「Nothing to Declare/税関無申告」でもグループの中国人やアラブ人の家族等は荷物が多く、無申告レーンでも度々止められて荷物チェックを受ける所を見かけるので、グループ中国人やアラブ人、または荷物が多い人の後ろを通ると、一緒と思われてチェックされる確率が上がる為に気を付けてほしい。
申告物があるにもかかわらず、無申告で良いと言う意味では無いが、途上国では何も悪くなくても税関にいちゃもん付けられて賄賂を要求されることは多々あるのだ。
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![GEN氏 (広告代理店CEO/海外ビジネスエキスパート)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/7367061/profile_f7739ec9c0c03d1fe281c0fc5674024f.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)