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ベトナムC2Cビジネス利益率

日本からの商品15品目が全て揃い。いよいよFacebookとInstagramを利用したC2Cビジネスが開始できる。

最近はプロジェクトに終われ、これに手が付けられなかった。

後発の商品2箱は、税関に捕まる事無く、賄賂を払わずに無事に届いた。

諸々のコストと販売価格を換算し商品それぞれの利益率がベトナム通貨「ドン」で、下記の票の通りに割り出された。【1ドン=約0,005円】

右下の「Profit/利益」38%は送料や賄賂を差し引いた利益率である。

総コストは日本円で約15万円

販売価格は25万円となり

利益は10万円弱となる。

今回、日本から普通にEMSで輸入して仕入れてみたが、これだと普通に税関を通り、運が悪いと税関で目を付けられ、税関に赴き賄賂を払う羽目になるが、民間の物流会社を使うと税関チェックを通り抜けて、指定の場所まで運んでくれる事が分かった。

送料もEMSと同じか気持ち安い位だからありがたい。次回の利用時にこのサービスの詳細を報告したい。

主に日本に居るベトナム人が本国に荷物を送るのを目的としたサービスのようだ。


今回のコストには広告費を入れていない。広告は様子を見て金額を調整するが、Facebook広告1日当たり500円とインフルエンサー1回5000円程となる。

1か月で商品がハケた場合に、広告費1か月分を引いて粗利で80,000円【粗利率32%】となる。15万の投資に対して8万のリターンがあれば悪くは無い。

それにSNSのショップに流入してくるユーザーがフォロワーとなり、フォロワーはSNSショップの資産蓄積となり、広告費は次第に抑えられる。

その分をキャンペーン等に回せる事も検討できる。


売価を上げて利益率を上げればいいじゃないか‼

と思うかもしれないが、きちんとしたSNSのC2C市場を調査した結果に基づき、これらの商品は基本的にベトナムで既に売られているモノで日本の2倍以上の価格が保たれている商品と認知度の高いメーカー【資生堂等】のベトナムで売られてない、かつ需要のある商品を選定している為、安易に高く売ろうとしても価格差で売れないと思われる。


また、人気の無印良品の基礎化粧品類は液体物である為、送料がかさむので売れるがコストのかかる商品である。

とは言え、コスメ系は基本的に液体を含んでいるので送料の高さはやむを得ない部分もある。


変わったフェイスマスク何かは単価は安いが売れやすいと思う。

ベトナムのフェイスマスクは韓国メーカー・中国メーカーの安価なのが売れ筋で日本円で50円~250円程で売っている。


しかし、観光庁等の調査データでも出ている通り、ベトナム人は東南アジアの中でも【日本製品】に対する信頼が顕著に大きく、健康に直接関わる化粧品や粉ミルク等は高くても購入する。これは、私がベトナムで生活していても思う事だ。

しかしながら、ベトナム産や中国産が「日本製」を装った商品で消費者を騙している為、【本当に日本製なのか】疑う消費者が多いので、消費者に【日本製】である事の訴求が必要となる。


また、基本的に人の迷惑や罪悪感など微塵も感じないベトナム人は、EC購入でのキャンセル率が33%と非常に高い上に、改善の余地は見られない。


既にFacebookでのC2Cビジネスに成功しているベトナム人に、キャンセル率の対策を聞くと「ベトナム人は基本的に何も考えないから、適当に注文して代引きで商品が来た時にキャンセルするけど、キャンセルの連絡がドライバーから来た時に、すぐ電話して(なぜキャンセルしたのか)をちゃんと聞いて、(キャンセルされると困る)事を電話口で本人に伝えると、僅かな罪悪感が芽生えてキャンセル率が下がる傾向にある」とアドバイスしてくれた。




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GEN氏 (広告代理店CEO/海外ビジネスエキスパート)
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