転校手続きのイロイロは奥が深い

移住しようと決めたものの、親になって転校を経験するのは初めてです。とりあえず手続きの際のポイントなど、実際に転校手続きをした親の話が聞きたいと思って「転校 ブログ 手続き」「転校 注意点 ブログ」などの転校キーワードでブログを検索しました。もちろんネットの情報を鵜呑みは禁物ですが、短時間に色んな事を調べるにはやはりネットが1番です。
色々見ているうちに、私の場合短期移住なので転出届を出さずに学校だけ変えるという方法がある事を知りました。1学期間で戻ってくる前提なので転居届を出さなくてよいならその方が諸々簡単だと思い、今通っている区の教育委員会に相談してみました。相談と書きましたが、話をした途端文字通り秒で却下。自分の事情での相談ではありましたが、あまりの事務仕事感に怒りを覚えるほどの対応でした。教育委員会とは縁のない生活を送っていましたが、教育委員会って謎に悪名高い事に妙に納得してしまいました。

救われたのは転居先の倶知安(くっちゃん)の教育委員会の方。「引っ越したら書類を持って来てください」と言う話から「まだ北海道入りする日にちを決めていないんです」と伝えると、「スケジュールが調整できるなら1週間前にはこちらに来て、学校が始まる前に手続きをしたり近所の雰囲気に慣れるとお子様はスムーズだと思いますよ」というありがたいアドバイスをいただけ、転入前からとても丁寧な対応をしていただけました。誰かに頼れる状態での移住ではなくて色々と不安だったので、とっても心強くて救われました。その後も「子供にとってよい選択はどちらか」という視点でアドバイスをしてくれて、移住前から倶知安町に対するイメージはかなりアップしました。早く会って御礼が言いたい!

学校の手続きを終えたので、私は満足してしまっていましたが、息子が小学校で「息子君、転校先でも頑張ってね」と色紙をもらって帰って来ました。こちらは短期移住でちょっとだけいなくなるという認識だったので、そんな仰々しいお別れ会まで開いてもらえたことにびっくりし、そして何のお返しも用意していなかったことに気が付きました。そこから何か用意しようと思いましたが翌日はもう終業式、みんなが大荷物を持って帰る日で先生も配布物に忙しい日です。いいや、転校から戻ってきたらお土産をみんなに配ろう!ってことで良いね?と息子君に許可をとり、挨拶だけで0歳から9年間通った学校を去る事になりました。転校の手続き、新しい失敗パターンをここに残しておきます。お友達に配る記念品の用意はお早目に。です。

さようなら学校。移住にむけて準備のラストスパートをかけながら仕事も忙しい私、息子は冬休みは東京で冬期講習。本当に移住するの?と思うくらいいつも通りの年末でした。




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