今更ライラックのラスサビの気持ち良さについて語りたい
ライラックの最後のサビが気持ち良すぎて耐えられないので2点にまとめました。今更すぎるとは思いますが吐き出させてください。
気持ち良いポイント①構成
まず意識しなくても覚えるくらいインパクトのあるサビ前半は意外にも全体を通して2回しか登場しないということに驚きました。
しかしラストはキー上げサビ(鼓動が〜)→サビ後半繰り返し(雨が降る〜)→サビ後半の後半繰り返し(答えがない〜) とこれでもかと聴かせる構成。
徐々に範囲を狭める繰り返しによってサビの余韻たっぷりに幕引きに向かいますが、サビカウントを前半から数えるとするならば2回では全く足りません。もっと聴きたい。だからもっと聴く。
これでもう抜け出せなくなります。
大事なのはサビは聴き足りないけど増やして欲しいというわけではないということです。このもどかしさがまさに沼というわけです。頭から聞いた時の焦らし方がうますぎる。
気持ち良いポイント②コード進行
(詳細なコード名に自信がないのでベースの音で書かせてもらいます。調の学もないです。お手数ですがフィーリングで読み取ってください)
これも結局は「しつこさが気持ち良い」という話になり、①にも繋がります。
サビ後半にはE→D#→G#→Eの進行が(自身の耳が確かならば)存在します。
その中でも以下で太字にした部分はG#→Eの間に別のコードを経由します。(F、C#など)
探す宛てもないのに 失くしてしまう僕らは Oh
何のために 誰のために 傷を増やしてゆくんだろう
雨が降るその後に 緑が育つように Oh
意味のないことは無いと 信じて進もうか
答えがない事ばかりだからこそ愛そうとも
前提としてその部分の移行はめちゃくちゃ気持ち良い。最初の行の「僕らは Oh」はベースの遊びはあれどシンプルに移行しているように聴こえるため太字にしていませんが、それが実は「振り」としてニクいと感じます。
そしてここからも重要なのですが①で書いたようにラスサビは繰り返し部分が少しずつ狭まるので、比例してその気持ち良い移行の間隔も狭まるんですよね。
このしつこさが気持ち良すぎて耐えられないです。気持ち良さの波の間隔がどんどん狭まるわけですから。
ライブごとにきっと例えばベースラインのアレンジとかも違うんでしょうね。ヤバいです。
以上勢いで一息に書き出させていただきました。ライラックが気持ち良過ぎる曲ということは周知の事実ではあると思うのですが、もし誰かが見てくれて共感してくれたらとても嬉しいです。