口座凍結〜カウントダウン〜

IIIスリー☆1回目の口座停止

「システムエラーかな？なんか（ATMから）引き出しできないんだよね。」
と、彼氏。

「え？そうなの？前もなかった？」

「とりあえず電話してみたけど、復旧に1週間くらい時間かかるって言われた〜」

ずいぶん時間がかかるなぁ〜と思いながらも、銀行にそう言われたのなら待つしかなかった。

数週間待って、彼はようやくお金を引き出す事ができた。

IIツー☆２回目の口座停止

また何ヶ月か経ったある日。
「ねー、また（ATMで）使えなくなったんだけど？さすがに直接銀行に行って聞いてくるわ!!」

怒りを露わにする彼氏。
度々口座の使用ができなくなることがとても不便で、なぜそうなってしまうのか理由を聞きに、直接銀行へ行った。

Iワン☆いざ銀行へ

ここからは彼に聞いた話である。

銀行に行き、カードが使えないことを受付に話すと、待合室ではなく小部屋に通された。
この件に関しては担当の者が直接話をする為、待っていてほしいとのこと。

どれぐらい待っただろう。
40分？1時間？

更にイライラが増してきた。

あまりにも遅く、出直そうかと思ったところ恰好からして役職についているだろう男が現れた。

聞けば今いる支店ではなく、違う支店より移動してきたので遅かったようだ。

『この度はご迷惑おかけして申し訳ございません。カードの使用でご不憫をおかけしております。』

「なぜ毎回使えなくなるんですか？いつ使えるようになるんですか？」

『その件につきましては調査中でございまして、もう1週間から２週間ほどお時間を頂けないでしょうか。』

（はい？）

「もういいです！」

（何なんだよ…）

ホントその通りだった。
不安よりも怒りの方が勝ってしまっていた。何も答えを得られず、再び待つしかなかったのだ。

０ゼロ☆口座凍結

この数週間後、突然のK察の来訪により、なぜ口座が使えなくなったのかが分かるのである。

思い出したくない出来事のプロローグ、前に進むためにも私は書いてくんだから！