もう今行こう!５時間SOLO旅行は六本木
2024年年末。
何が何でも2024年中に一人旅がしたかったのだが、
なかなか一日フリーになる日を作れず、
でもどーーーーーしても旅がしたい！
だって自分2024年も頑張ったんだもーーーん！
と、強い気持ちで出かけることにした。
泊りではなくても、日帰り旅行ではなくても、ほんの何時間、自分の行きたい場所に行くことができるのであれば、もうそれは旅行なのだ！
ここでのポイントは、『普段行かないところへ行く』ということ。
意味が違うが、時間旅行だ。
その日は友人と会っていたが、昼過ぎには解散となり、そのまま家の最寄り駅とは反対方向の電車に飛び乗った。
本当ならこの電車の中で本を読んだり、コーヒーとスイーツを味わいながら、車窓からの景色を堪能したかったのだが、
目に飛び込んでくるのは、年末休みに入り浮かれてる人、人、人・・・・
（自分もその一人だが）
そして「ようこそ日本へ」のゲートをくぐって来たであろう、外国のみなさま。
突然の思いつきとはいえ、旅行に行こうと決めていたのであれば、何か本を用意しておくべきだった。
電車に揺られること一時間。
着いたところは六本木。
そうあの六本木。
2024年中になんとしてもやりたいリストの中に
一人でアボカドトーストを食べにいく
一人で美術館にいく
いらないタオルで手作り雑巾をつくる
着れなくなった服でクッションをつくる
動画配信をする
この５項目があり、上の二点を叶えようと遥々六本木まで来たのだ。
ちなみに残りの三点は、一点のみ達成できたが残りは2025年へ持ち越しだ。
無念。
調べてから分かったのだが、年末年始は殆どの美術館が休館なのだ。
よって、短時間で行くことができるのであれば、どこの美術館でも良かった。
強いて言えば、巨匠が見たい。
『巨匠 年末 美術館』
と検索すると一番に出てきたのが六本木にある
森美術館-MORI ART MUSEUM-だった。
年末年始の期間中に展示されていたのが、『ルイーズ・ブルジョワ展』と『さくらもももこ展』
ももこさんは知っていたが、
ごめんなさい。
ルイーズさんは初めて名前を聞いた。
ルイーズさんの代表作と言えば、六本木ヒルズの広場に
ででーーーーんと立っていらっしゃる大きな蜘蛛の像。
通称『ママン』
はいはい見たことがある！
ももこさんは好きだ。
けれども今日はルイーズさんの気がする。
直感は大事。
いざ、ルイーズ・ブルジョワ展へ
直感は大事だが、無知とは恐ろしい。
彼女の作品はそれはそれは過激で、どの作品にも愛、欲、性といった人間ならではの感情の塊が剝き出しで表現されていた。
一人で来てよかった。
割と自分の心が落ち着ている時に来られてよかった。
魂をけっこう持って行かれてしまい、
絵画とは違うインスタレーションの世界が
癖になりそうだ。
あ、タコス。
アボカドが入っている。
アボカドトーストは今年は断念したが、
美術館の帰りにタコスを食べた。
とうもろこしのトルティーヤに支配され、アボカドはただのまろやか要素の役割しかなかったが、美味しかった。
帰路にて
今回経った5時間の旅行だったが、物凄く有意義な時間を過ごせた。
帰りの電車でも、お土産に買ったポストカードをどこに飾ろうかとニヤニヤし、興奮冷めやらない。
１つ分かったことがある。
一人旅にて、気持ちが浮かれてるからといって、そんなにやりたいことを詰め込むべきではない!!
美術館＋ちょっとした食事
これしかしていないのにも関わらず、身体は疲れたからだ。
以前に一人旅をした時は、１日だったとはいえ暇を持て余したのに…
移動時間、観光、食事、休息様々なことを想定しなければ最高の一人旅を味わうことができないなんて、この計画はとてもやりがいがあるぞ。
さて、2025年はもうすでに必ず行くと決めた場所があるのだが…
どうしてくれようかね〜
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