苦手なことの克服よりも、得意なことをのばそう!とばかり言ってられないから子育てって深い。
今日は朝からゼッケンを30枚ミシンで縫った。
子ども達が大会で使うから!
1週間前からやらねば!やばい!と思ってたが、やりたくなかったのでギリギリまで何も手を付けなかった。
結果、朝から2時間もかかりながら縫った。
終わったよ。
出来栄えはどうであれ、無事に終わって良かった。
自分の子どもはスポーツ少年団に登録している、とあるスポーツのクラブに入っている。スポーツ少年団とは、保護者と地域の人々が集まり、スポーツを通して子どもたちの健全な育成を目的とする団体だ。
休日に小学校の校庭で野球や、体育館でバスケをしているのをイメージすると分かりやすい。
今年は庶務係に選出され、備品等の補充を頼まれたりと雑用を担当している。
大変ではないのか?
大変に決まっているだろう。
面倒くさい。
他にやりたいこともあるんだ。
物の購入ならまだ良いが、こうして縫い物や、行事で料理をするとなると、センスの欠片もなく、自分がやっても良いのかという気持ちになる。
実は先日、裁縫が好きな団員のママ友に、『変わろうか?』と声をかけてもらった。
いやー心が揺れた。
得意な方がやったほうが、その方も私もウィンウィンではないか?と…
悩んだ後、自分は断った。
その時は、本当に悪魔と天使がびっくりするぐらいグルグル頭の中にいて(笑)
天使に、「自分の子どもが習い事をやめたいと言われてもやめさせないのに、自分は逃げ出すの?」
「あなたは今庶務係でしょ?」
と言われたのだ。
今の習い事は何度かやめたいと子どもから言われたことはある。しかし小学生の間だけで、その後はクラブは卒業という話をすると納得してくれ、たまに休むが、やめたいとは言わなくなった。
頑張っていても人生には思い通りに行かないことも多々ある。辛いこともある。
そんな困難を乗り越えて欲しいという思いから、多少練習が厳しくても、コーチに怒鳴られてばかりでも、泣いている子どもを励ましながら続けさせていた。
母である自分が逃げ出してどうする!
声をかけてくれた人は、その人はその人でやることがある。苦手な事でも、自ら進んでやらなければと思ったのだ!
仕事の同僚や、友だちから、「やるよ!手伝うよ!」と言われ甘えてしまってることが大いにある。
その人達への感謝はもちろんのこと、自分でもこれならできる。これをしたら手助けになるかもしれない。というアンテナは常に張っていたい。
ゼッケン縫い1つで壮大な事を考えてしまった朝だった(笑)
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