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ドングリから出てきたイモムシの飼育日誌

ドングリをみつけると本能的に採りたくなります。
まさに誘惑の秋です。
たくさんのドングリを拾ってくると必ずといっていいほど中から白くてずんぐりしたイモムシが出てきますよね。

▲イモムシが出てきた後のドングリ
▲ドングリから出てきたイモムシ

子どもの頃は釣りの餌にしたり、飼育している生きものに餌としてあげたりしていました。でも実のところこの後はどうなるのわかりません。
この歳になって、イモムシがその後どうなっていくのかが気になるようになりました。よーくみると愛嬌もあります。
そこでドングリから出てきたイモムシたちを飼育してみることにしました。
この記事は、そのイモムシたちの飼育日誌です。
ちなみにですが現在進行形で書き足していくので、気になる方はちょいちょいのぞいてみてくださいね。飼育がうまくいけばの話ですけども…。


飼育&観察用ケースづくり

まずは、イモムシを飼育観察するためのケースづくりに着手することにしました。
おそらくですがイモムシたちは、ドングリから出た後に冬の寒さから身を守るため、土に潜るはず!!しかし、土に潜ってしまうと観察できない汗
ということでアリなんかの観察キットを参考にイモムシ用の観察キットをつくることにしました。色々と考えた結果、以下の材料を使って観察キットを作成しました。全国のドングリ虫愛好家の皆さんにもおすすめです。

材料は以下のとおり
①100均のフォトフレーム(透明な板が2枚入ってるやつ)
②0.5㎜の角棒(ホームセンターなんかで売ってました)
※0.5㎜にしたのはイモムシの体形に合わせてです。
 棒が太すぎると中の様子が観察しにくいので、そのようにしました。
③その他(ボンド、ガムテープ、黒色画用紙など)

飼育観察ケースの作り方
これはとても簡単です。
①角棒をフォトフレームのサイズに合わせてコの字に切ります。

▲フォトフレームに合わせて角棒をカットします

②カットした角棒にボンドをぬりぬりして、くっ付け合わせます。
ボンドは塗りすぎても、塗らな過ぎてもうまくいかないので注意ですよ~

▲ボンドを塗って張り合わせる

③辞書や図鑑を重石にしてボンドが乾くのを待つ

▲重石は大きめの図鑑や辞書が良いと思います

④ボンドが乾いたら、中に土を入れて(カブトムシ用の土を使用)、イモムシたちを解き放ちます。

反射して見にくいですが土を入れてイモムシが解き放たれています。

観察1日目(1月23日)

何匹かは観察容器の土の中に潜っていきました。
しかし、明るいのが嫌なのか落ち着きがないご様子…。
これじゃあイモムシたちがやせてしまう!!

▲土に潜ったイモムシ
▲落ち着かないイモムシ(心配)

ということで、黒画用紙を土の部分に貼って、光が入らないようにしてみました。観察したいときはめくれば見れるようにしてあります。
これで少しは落ち着いてくれると良いのですが…。経過を見守りたいと思います。職場のデスクに固定しました。これでいつでも観察できますね。

▲黒画用紙を張ってイモムシに配慮

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