WoT 超初心者向け ②試合での撃ち合いについて

前回はWoTの設定と進め方について記載した。

今回は、1VS1の実際の戦闘について記載する。
方針としては、生存力を大きく高める戦術をメインとし、相手のミスを誘って撃ち合いを行う。
Tier3で行うことを想定しているため、高Tier戦場よりも活用に限界はあるが、知識として提案する。
※ 一部画像に公式ガイドとTanks.ggの内容を引用しています。


0. 前知識

戦車には装甲の硬い部分と柔らかい部分がある。
戦車は、車体の側面と背面・砲塔に分ける。
基本、側面・背面は弱い戦車が多い。
そのため、実際の戦闘では側面・背面を隠す戦闘を心がける。

Tank.ggより 側面は必ず隠す、正面もできれば隠したい
https://tanks.gg/tank/somua-s35/model?vm=live

また、砲弾は真正面で受けるよりも角度をつけて受けると弾きやすい。
飛び出し撃ちする際や相手の弾を受けるタイミングで車体に角度をつけてやると砲弾を弾く可能性があがり、結果的に生存率も上がる。

戦闘の基本形 側面は壁で隠し、正面は角度をつけて弾そらすように受ける

1. 想定する戦闘について

戦い方はいくつかあるが、簡潔に大きく3つの戦闘を想定し、方針について記載する。

① 障害物ありの戦闘

障害物戦は、基本車体・砲塔が硬い戦車が担当する。
前述した通り、車体側面を壁で隠しながら戦う。

敵が射撃してリロードしたタイミングを逃さずうちこめるようにしよう。
また、あえて硬い部分を見せて敵の弾を誘発し、弾いたタイミングでカウンターできるのが理想だ。

格上相手にカウンターを決める我が愛車 角度をきつくして正面だけ出し、跳弾を誘う。

②稜線での戦闘

斜面を使って車体を隠しながら戦う。(ハルダウンという)
戦車には俯角(下に向ける角度)が設定されており、これによって擬似的に車体下部を打てなくさせる状況を作ることができる。

公式より、俯角を用いた理想的な射撃
https://worldoftanks.asia/ja/content/tank-academy/peek-a-boo-and-hull-down-mechanics/

実際は上記のような条件よりも、互いに砲塔しか打てない状況の方が多いだろう。
俯角がより大きく取れる、または砲塔が硬い戦車が有利と言える。

方針として、貫通できるのであれば打ち合おう。
Tier3ならAPCRを使えば大抵撃ち抜けるだろう。
しかし、砲塔という小さな的を打ち合うため、射撃時は冷静に。
相手からも自分の砲塔しか見えないため、細かく前後に動いて的を絞らせないようにしよう。
相手が弾を外した、あるいはよそ見をしたタイミングで横槍を入れてやろう。

お互い砲塔しか見えない状況 的が小さいので正確さが大事

③平原での戦い

スポッターが重要で、多分一番難しい。プロホロフカというマップが代表。

スポッターは茂みや稜線を駆使して相手を見つける。
最初は敵の人数・配置を把握するために、以降は敵情報を手に入れるために走り回ろう。
しかし、敵の情報を終盤まで手に入れるためにも、生存は最優先。
先に安全を確保できる障害物や斜面を決めてから、茂みに隠れたり偵察するといった行動を取ると良い。
見つかったり撃たれたらすぐに移動を心がけること。

また、味方がいるポジションを気にしておくこと。
見つけてもサポートしてくれる味方がいなければ意味がない。
十分なサポートが得られないのであれば、撤退にしてより多くの味方がいるところの視界を手に入れに行こう。
逆に稜線で戦っている味方はスポッターをサポートしてあげよう。

走り偵察の例 稜線をなめるように移動し、露出を最低限にして移動→斜面に隠れる

まとめ

戦車の戦い方について、それぞれ紹介した。
基本は車体を隠すorいつでも隠れられるように場所を確保してから攻撃をすること。
間違っても、隠れられない場所で呆然と撃ち合ってはいけない。
もう一度書く、隠れるのが先、撃つのはその後
隠れる→隙を見て撃ち合うを繰り返そう。

番外: 脱スナイパーモードのすすめ

敵を狙うときにスナイパーモードで狙っていませんか?
正面から見える敵を精密射撃したい気持ちはわかりますが、射撃機会を逃している可能性が高く、また、画面外の動きに対応できないことが多いです。

通常視点の方が、見える情報量が多く、かつ最初から狙いたい箇所にエイムを置いて行動することができます。
通常視点で敵戦車にカーソルを合わせられない場合、スナイパーモードでも撃つことはできないため、事前に射撃できるかの判断もできます。
また、相手が違う方向を向いているかどうかも確認しやすく、横槍を入れるチャンスを掴みやすいです。

通常視点でマウスが合う=車線上に障害物がないのを確認。
かつ、よそ見をしたのを確認して射撃。
すぐに通常視点に戻して障害物に退避し、次の隙をうかがう。

通常視点でも射撃できるように、感度は低めに調整するのも良いだろう。

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