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息子の発達障害を指摘してくれた、おじいちゃん先生の言葉
こんにちは!
発達障害(ASD)を持つ11歳の息子を育てる母親 みおスパークです♪
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初めて他人として、息子が発達障害グレーゾーンを指摘してくれたおじいちゃん先生の話と、その方がくれた私を支える一言について🌱
発達障害って重い話題(?)ですが、グレーちゃんあるあるな、あーこんな人いるよね、と思って見てもらえたら嬉しいです( ´◡` )
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▶︎「息子さんについてお話がしたいので、少しお時間をいただけますでしょうか?」
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何かの成長の足がかりになればラッキー、そんな思いから申し込んだ息子の宿泊自然教室。
1回目に参加して帰ってきた息子が「楽しかった!」と話すので、すぐに次回も申し込み!
その返信で、先生から話がしたい、とメッセージが届きました。
ガーン!!
以前、サッカーの体験入部で、息子の態度が最悪すぎて
入部は断れらるかも、と悲しい気持ちになったことが蘇って(実際は条件付きで入れました)
今回もきっと
「お子さんには難しいかもしれません」
「もう来ないでください」
と言われるのではないか、と気持ちがズーーン。
夫が「僕の方が冷静に話せると思うから」と先生との面談を引き受けてくれました。
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「ASDやADHDという言葉をご存知ですか?」
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宿泊中に息子の面倒を見てくださったのは、長年教師をされていたおじいちゃん先生。
「ASDやADHDという言葉をご存知ですか?」
その先生に冒頭から発達障害を指摘され、夫は「はい、グレーゾーンだと認識しています」と答えたそうです。
すると先生は「それなら最初に教えてほしかった!そうすれば、そういう対応ができたのに!」とおっしゃってくださったそう。
私たちの予想に反して、先生は息子の受け入れを快諾してくださったのです。
長年の教師経験から、息子の特性にすぐに気づかれたそうです。
親に、子供の発達障害を指摘してくださるなんて、本当にこんな方には滅多に会えないと思いました。
そして、グレーゾーンであることをあらかじめお伝えしなかったことをとてつもなく申し訳なく思いました。
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先生からの指摘
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先生が気になったのは、息子が大人や同級生には従順なのに、
自分より小さな子との関わりで強いこだわりを見せることでした。
持ち物が混ざってしまった時、自分の主張を譲らず大揉めになってしまったそうです。
学力面では目立った問題がないため、学校生活では「問題児」として浮上することはありません。
でも、集団生活になるとどうしても周りとうまく調和できない特性が表れてしまいます。
子供同士の関わりの中で自分たちで解決したり、仲直りしたり、成長してほしい。
そう願って参加させた自然教室。
でも息子は、年上として振る舞うことができず、小さな子に対してだけ、我を通そうとしてしまったようです。
正直に言えば、聞いた時は「やっぱり...」とガッカリしてしまいました。
期待して、ダメだった、の頻度が高すぎて、勝手な親の期待だとはわかっていますが、
いつも無意識にうまく行ったのでは無いか?と思ってしまう自分が悲しい( ; ; )
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心に染み入った先生の温かさ
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それでも先生は、息子の特性を理解した上で「また来ていいよ」と言ってくださいました。
そして、
「親が認めてさえいれば、成長するんだよ」
「お母さんは、さぞ大変でしょう」
と語ってくれたと( ; ; )
この言葉を夫から聞いた時、私は思わず号泣。
私は「私には息子を産み落とした責任がある」
というまるで武士のような覚悟で今まで育児・母親業と向き合ってきました。
でも再婚した夫、成長した娘、学校の先生、そしておじいちゃん先生、
みなさんが私のこじらせた心を着実にほぐしてくれて、
一緒に息子を育ててくれるおかげで、
私は自分1人でやらなくていい、
誰かに大変な思いを一緒にしてもらってもいい、と思えるようになりました
今回のおじいちゃん先生の言葉には、それを凝縮したような温かさと重みがありました。
「母親が抱え込まなくていい。子供はみんなの胸をお借りして育てるものなんだ」
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母のサガ
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私たちは確かに一人でもやればできてしまいます。
でも、辛いものは辛い。痛みは痛い。
一人で抱えられる量には限界があります。
時にはみんなでやれるように心を開くことも大切じゃないか。
息子も私も、前に進むのをやめないこと。
たとえゆっくりでも、進み続けることが大切なんだと、改めて感じています。
当事者の息子は今日もあっけらかんと「あいつ今頃パフェ食ってるぜ」状態。
やんなっちゃうわ本当に🤣
(でも私は束の間の娘と夫との3人ほのぼの生活が楽しみ🤫)
それではまた!
今日も生き延びた私たち大優勝🙌