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言い訳。
インスタの友達が初ジェルネイルをしてもらったと。
ムッキー!😬
ワシも浴衣着てまーちゃんになった時、下駄履きたかったから、「マニュキュア、塗ってみっか🤔」したら先越された!
以下は、その友達の写真を真似て撮ったものの、やはりオナゴの綺麗な手には負ける😢、とトチ狂ったオッサンの暴走投稿劇である!
、、、誰かさんの真似してやったわい🤣でも、あっちはもちもちの肌に対してコッチはシワシワじゃ!🤣悔しいー!
、、、老人は自分の手を眺め溜息をつく。「ああ、このシワだらけの手は、子供の頃から踏みつけられ、なじられ、唾を吐かれたからこその、醜い手。この手のせいで、皆吐気をもよおし、鼻を塞ぎながら去って行った。」
見上げれば半月がチャシャネコの様に笑う夜空。中途半端に明るいせいか、どんより薄雲が覆うせいか、星は曇った老人の心のように、姿を隠している。
【そんなに悲観することはない】驚いたことに、目の前には光り輝く天女が、チャシャネコを撫でながら座っているではないか。
【お前は今日まで、その醜い手を痛めつけながら、毎日まいにち辛い仕事をやり抜いた。今日は、その褒美に、ワタシの骨の一部を指輪とし、ソナタに授けよう】
気がつくと、老人の指にはレアメタルで知られ、戦車の砲弾にも使われるタングステン製の指輪が、半月に照らされ輝いていた。しかも、世界一硬いダイヤモンドも、1つだけ鈍く光っている。
【その宝石は私の目だ。ソナタの誕生石であるその目は、きっといつの日かソナタの危機に役に立つであろう。よいか】
身を乗り出した天女は、老人の目を凍ったまなこで見つめながら言う。
【悲観するな。それは勇気の印。自信をもたれよ】
気がついた時、老人は、運転席の中で目を覚ましていた。
「金属探知機に強い金属反応あり!、被害者発見!おーい、コッチだ!、大丈夫ですか!」土砂の中、血塗れで救助隊に助け出された老人の手指には、あのタングステン製指輪がダイヤと共に光っていた。ふと、ボンヤリとした頭で指輪を凝視した老人は、ニヤリと笑う。
あの半月の口を開けたチャシャネコが、今でもダイヤの中に居て、老人を見詰め返して笑っていたから、である。、、、
という、指輪買っちゃった言い訳を天女とチャシャネコのせいだ、に託すワシであった!🤣マル!