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私が死ななければならないのなら
「私が死ななければならないのなら、あなたは必ず生きなくてはならない」
この詩を私は、昨夜 NHKスペシャルを観るまで知らなかった。
ガザの映像を観るたびに、胸は痛んだけれど
( 私には何も出来ない ) と、目を背けていたから。
今だって、( だからと言って、何ができるのか? ) という思いは変わらない。
変わらないんだが、どうすればいいのか?
胸にくさびを打ち込まれたような苦しさがある。
あなたなら、何をしますか?
< 追加 > 2024/11/15
NHKスペシャルを観た時 この詩には重要な3行目がありましたが
その言葉が正確に分からなかったため、記載をためらいました。
それに、まさかこれほど多くの方に読んで頂けるとも思っていませんでした。
今回 ある方から
「無力感だけで終わらない、祈りの込められた言葉」とのコメントをいただき
改めて調べた結果、その内容に 私はちょっと泣いてしまいました。
先頭の2行だけで、後の大事な部分がないなんて…確認できなかったとはいえ、あまりにも失礼だ。最初からAI検索すれば、わずか30秒で分かったはずなのに、そこまでしなかった。
もはやAIを使いこなせなければ やってゆけないと強く感じた。
そして、この記事はこのままにはしておけないので
ここで詩の全文を紹介させていただきます。
以下 全て 検索結果からの転載です。
「もし 私が死ななければならないのなら
あなたは必ず生きなくてはならない」
作者: パレスチナの詩人 レファアト・アルアライール
ガザ・イスラム大学の教授でもある
この詩は、彼が2023年10月にイスラエルの空爆で亡くなる直前に投稿された
もし、私が死ななければならないのなら
あなたはどうしても生きなければならない
私の物語を語るために
私の遺品を売って
一切れの布といくつかの糸を買うために
(色は白で、長いしっぽをつけてくれ)
そうすれば、ガザのどこかにいる子供が
天をまっすぐに見つめ返しながら
すでに炎の中に消えてしまったが——
肉体にも、自分自身(魂)にさえ
一言も別れを告げなかった父親を待ちながら——
その凧が、あなたが作った私の凧が
空高く舞い上がるのを見てくれるから
そうすれば、束の間、天使がそこに現れて
愛をよみがえらせてくれるから
もし私が死ななければならないなら
それが希望をもたらしますように
それが物語になりますように
この詩は、作者の死後、多くの言語に翻訳され広く共有されている。
彼の詩は「言葉による抵抗」と位置づけられ
戦争や暴力による苦しみを背景に持ちながらも
人間の希望や愛について深く考えさせる内容となっている。
レファアト・アルアライールは、ガザでの生活や戦争の現実を反映した作品を多く残しており、この詩もその一環である。
彼の言葉は、戦争や抑圧の中で希望や愛を見出そうとする力強い意志を表現している。このように、彼の作品は単なる文学作品にとどまらず、社会的・政治的なメッセージを持つ重要な文献となっている。