療育って何??
今回は療育のことについて書いていきます!
療育って何?
障がいのある子やその傾向がある子に対して支援を行うということ。
支援内容としては、個々の発達状況に合わせ
現在の困りごとへの解決・緩和、
将来の自立のために必要なことを提供、サポートします。
どんな療育がある?
大きくわけて2つあります。
個別療育と集団療育です。
選ぶ基準は、子どもの発達状況と課題に合わせます。
○個別療育は一対一で、より具体的な支援を行うことが可能です。
集団療育だとパニックになってしまう子は
個別療育から始め徐々に慣れていくことが良いです。
○集団療育
コミュニケーションスキル、ソーシャルスキルを身につけることを目指します。
順番を待つことやルール、他人との関わり方を学びます。
具体的な療育法とは?
◎運動療育
体を動かして体の発達を促すと共に、
お友達と協力したり譲り合うことを学びます。
◎音楽療育
音楽が好きな子は、音楽を聞いて踊ってみたり演奏してみることで感情表現を学びます。
気持ちの安定にもつながります。
◎ソーシャルスキルトレーニング(SST)
社会的ルールや他者とのコミュニケーションを学びます。
私の施設ではお買い物学習といって
自分の買いたいモノを所持金内で選び
お会計までやってみます。
お買い物って何も考えずにやってる人がほとんどだと思うんですけど
自分でモノを選ぶ、お金を計算する、
「お願いします」や「ありがとうございます」など…課題がたくさん入っているんです。
◎食育
食育をする目的は
とにかく食べることは楽しい嬉しいことだと知って欲しいからやってます。
人は食べなきゃ生きていけないのでね。
お好み焼きやクレープ、餅つき…
自分で作った料理は格別に美味しい!
(作業療法士、理学療法士、言語聴覚士による専門的な療育もあります)
他にも色々な療育法がありますが
まあ、やり方をちょっと変えたりすれば
なんでも療育になります!
なので、この場面はこの子の為になる!
って思えば見逃さずに療育の視点で接してあげるべきと私は思っています。
(コミュニケーションの課題がある子にとっては、鉛筆の貸し借りで「貸してください」「ありがとうございます」も大事なやりとりですね。)
小さな積み重ねがその子の力になって
いくと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回もよろしくお願いします!