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私の大切な人 第一章

皆さんには大切な人はいますか?


私は高校受験の日にその人に出会いました。

私は2つの高校を受験しており、正直言ったら両方とも自分が望んでいきたかった高校じゃなかったからやる気は全然ありませんでした。
親に『ここの高校に行け!』と言われ当時の私には拒否権はありませんでした。
反対意見を出しても結局のところ、親にお金を出して貰うから反抗できないのが関の山…
悔しくて、苦しくて、悲しくて…そんな思いを抱えながら高校受験を受けてました。

そんな時、筆記試験が終わって少しの休憩時間なった途端、前の席に座ってた他校の子が喋りかけてきたんです。


『ねぇ貴方、○○高校の受験にいたよね!
私もそこ受験してたんだよ。覚えてる?両方の高校合格してたら春から同級生だ!』

『これからよろしくね!!』


それを聞いた途端、驚きすぎて面接で答える内容が全部どっかに飛んでっちゃいましたww

だって、合格すらしてない。2つの高校受験してるんだからどっちに通うかすら分からない。それに明らかに他の人よりも背が低くて、障害者だってわかる私に目を見て『よろしくね!!』なんて…
私はその人を見た途端、『あぁ、キラキラして眩しい子だなぁ…』って思いました。

今思うとその出会いは運命なのかなって思います。

そしてその人は、今私にとって大切な人です。

何よりも大切で、守りたくって、幸せになって欲しくって、友愛にしては重い感情をきっと持っています。

私はきっとその子のためなら惜しまず命をあげられるくらいにはその子のことが大好きです。

皆さんはそんな大切な人がいますか?


私にとって友達だったように、お母さん、お父さん、お姉ちゃん、お兄ちゃん、妹、弟、家族の誰かかもしれません。
もしかしたらまだ、その人に出会ってないかもしれません。



大切な人はある日突然現れる、

私はそんな気がしてます。

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