相違点が愛を生み、共通点が愛を育む
誕生日おめでとう。我が夫よ。
私の夫は、正しく愛されてきた人で、学生時代に生徒会をするような優等生タイプでありまして、かといって真面目すぎるわけでもなく、大学時代は大学生らしく正しく遊んできた人でして、よくもまぁ、この人は私と結婚したな、と、思っています。
誕生日おめでとう。夫よ。
今日はあなたの誕生日だから、あなたの好きなことをしよう、と0時ちょうどに誕生日プレゼントのモンスターボールをあげました。
ウケを狙ったつもりが、正しく喜び正しく感謝する夫に、私との違いを感じます。
夫の希望で、ショッピングモールでウィンドウショッピングをしました。その間も、ラインやインスタに届く誕生日おめでとうとギフトに律儀に返信をしてました。
ちなみに、私は兄弟以外から誕生日おめでとうはきませんでした。
誕生日おめでとう。夫よ。
帰りの車の中で、来年も再来年も一緒にいよう。と、100点満点のことを言っていた、夫よ。
私には夫しかいないけど、夫の周りにはたくさんの人がいるだろ。
なのに、何が良いんだ。夫よ。
全くもって君のことは私にはわからない。本当にわからない。
けれど、初めて会ったあの日あの時あの瞬間、職場に届け物を届けに来た夫の姿を生涯忘れないだろう。
だから、夫よ。私が夫についてわかるのは1つだけ。来年も再来年もずっと一緒にいるよ、ということだけ。
誕生日おめでとう。夫よ。