人生はちょろいぜ、って言えよ
何千回「ごめんなさい。」を言えば大人になれますか。
子供の頃、何かと大人に怒られてばかりいました。その度に「ごめんなさい」と言いました。
でも、「ごめんなさい」をしても無駄だと、大人になった今、気づくことができました。
成長をするのに必要なのは、「ごめんなさい」では無いことを教えてくれた人は、あなたの周りにはいましたか?私にはいませんでした。
子供の頃、大人は「ごめんなさい」と言う私を高い位置から見下ろして、笑ってるように思えました。
自分が満足したいがために、子供の私から「ごめんなさい」を引き出されました。
「ごめんなさい」をするたびに自信がなくなって、前が向けなくなりました。胃がキリキリしました。自分はダメな子なんだな。もう、「ごめんなさい」しないで済むなら、何もしたくない。そんな毎日でした。
今だから言います。私のために必要だった言葉は「ごめんなさい」ではありません。
私のために必要だった言葉は「大丈夫。」です。
「大丈夫だよ。何とかなるよ。次もあるよ。」が無かったから、私は振り戻しに戻ってばかりの人生でした。
失敗したら謝って戻ってやり直す、でも、誰のために戻るのか。大人のためにでした。
ごめんなさい。しなくてもいいから、次に進もう。同じシチュエーションになったとき、ごめんなさい、と言わなくていいように。大丈夫だから。
誰も言わないなら、私が言います。
大丈夫だよ。大丈夫だから、何とかなるから、こんなこと自分が思っているよりちょろいからさ、明日を一緒に迎えよう。
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