音声についてのやや専門的な話 (1)
今日と明日は、音声についてのやや専門的な話になります。
コトバにとって音声は基盤となるものです。
↑上のサイトの「Alphabet」タブのプルダウンメニューの「Full IPA Chart」をクリックすると↓、いろいろな言語の音声を転写した記号を閲覧することができます。
さて、何事もそうですが、本来、専門的な知識と実際的な技能とはコインの裏表のような相即不離の関係にあるべきものの筈です。
例えば、
英語を発音できるし聞き取れるといった実際的な技能(ネイティブなら誰でも有する技能)が仮にあったとしても、それだけでノンネイティブに発音をきちんと解説・教授できるわけでもないし、
逆に、
音声に関する学術的な専門知識といったものに仮に精通していたとしても、それだけでは、いわゆる頭でっかちなだけで、もしも実際に発音できなかったり聞き取れなかったりしたら、ほとんど虚しいだけでしょう。
やはり、知識と技能とは、車の両輪のごとく連動しているのが理想なわけです。
そこで今日はまず、上記サイトの専門的な「音声記号」の一部を筆者が実際に発音している動画を紹介し、
その上で明日は、国際音声字母表の不備を専門的知見から一部指摘し、改善例を提示することにします。
まずは、今日の動画をご覧ください:
https://templatematching.jp/IPA1.mp4
それでは続きの明日をお楽しみに。
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