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お金が貯まっていた時代のマインドセット

都会で一人暮らしを始めてから、
「どうしてこんなにお金が貯まらないのだろう?」
と考えることが増えました。

あの頃は、自然とお金が貯まっていたのに…。
その違いを分析してみると、
過去の「マインドセット」が見えてきました。




実家暮らしのありがたさ

実家暮らしは、住居費や食費を親が担ってくれるありがたい環境。
もちろん、ある程度のお金は納めていたものの、
自分で全て払う一人暮らしとは訳が違います。

さらに、周りにお金を使う場所が少ない
という環境的要因も大きかったように思います。

近所にはコンビニすらなく、
娯楽系の場所に行こうと思ったら片道30分程度。
そんな場所では、自然と家にいることが増え、
誘惑に駆られる機会が限られていました。


オンラインショッピング?怖くて使えません!

当時、オンラインで物を買うことは
「なんとなく怖い」と感じていました。
カード情報を登録するのも不安で、
買い物はもっぱら隣町まで移動するか、
移動時間をかけて繁華街まで出るか。

結果的にインドア派が加速し、
無駄な消費が抑えられていたのかもしれません。


趣味は無料・低コストの楽しみ

図書館で本を借りる、近所を散歩する、
ひとつのゲームをやり込む、動画を楽しむ、
が趣味でした。

ちょっと頑張った時は
スーパーでちょっと高めのお菓子を買う。
それが「ご褒美」でした。

ブランド品やデパートは敷居が高すぎて、
そもそも自分の選択肢に入っていませんでした。

「自分にとって楽しい時間を過ごせるもの」が
お金があまりかかっていないものを見つけられていたので、
結果的に貯蓄へとつながっていたのです。


なぜ今はお金が貯まらないのか

都会暮らしでは、どこにいても誘惑が多く、
買い物や娯楽へのアクセスが容易です。

さらに、オンラインショッピングが当たり前となり、
家にいても気軽にモノを買える環境に。

更に推し活にハマり、推しに貢ぐ楽しみを覚えたため、支出は上がる一方。(幸せな支出です笑)

生活スタイルや環境が変化し、
かつてのお金を貯めていた時代のマインドセットが薄れていることに気づきました。


マインドセットを取り戻すには?

過去の「お金をかけずに楽しむ」発想を
再び取り入れるのも一つの手です。

図書館で本を借りたり、散歩を楽しんだり、
無理にブランドや最新の流行に乗らないことで、
少しずつ支出を見直せるかもしれません。

推し活を完全に手放すつもりはないですが、
お金が貯まっていた頃のマインドセットを思い返すことで、
少しでも貯蓄ペースを取り戻せたらいいと思います。

結局、貯めたものも何に使いたいか、
が大事だと思うので。

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