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コンテストに出してみる#38:84歳社長が死んだら終わる会社

就職先は地方の家族経営の町工場。84歳社長が全てを取り仕切っている。
社長が死んだらどうなるか、誰にも分からない。


挑戦(と失敗)を記録していく。

挑戦というほどでもないけど、以前↓の記事で書いた、若者に売ってもらおうと頼んだものを、地域の美術展に出してみた。


芸術や美術には全く興味もないし、良さも分からない。
自分の作品が美術的に評価されるとも思えない。

しかし、結果はまだ出てないけど、絶対に入選する自信が有る。




それは、どんな作品でも入選が最低ラインだから(笑)

〇〇市美術展 入選

と日本語で書いても大したことはないように感じる。
しかし、グーグル先生に翻訳してもらうと、

Won a prize at an art exhibition in ××× City.

英語はさっぱり分からないけど、美術展で賞を取った作品となる。

その1文が出展料500円で買える。そう思うと、出展して損はないかなと。


ヤフーの地域のニュースが出ていて、偶然見つけた。
調べてみると、入選が多く、「賞金もないのに、凄い数の応募が有るんだ」と思った。
入選以上は全体の1割くらいだと思っていた。しかし、他のニュース記事とかを見ると、全体の応募数を考えても計算が合わない。

で、全部入選すると理解した。


入選の上に奨励賞とか〇×財団賞とかあるけど、英語で通じるかどうか分からない賞なんていらない。

美術展とか芸術とか好きな人、芸術家の人とかには申し訳ない。
しかし、市民ならだれでも応募出来て、税金で開催されているので、利用させてもらう。



失敗したと思っているのは、本名で出したこと。

申込用紙に”雅号”という聞いたことのない欄が有った。
名前の横に合ったので、芸名的な物だろうと思って、役所の人に聞いてみたら、書道をする人が主に書く所で、工芸品は基本的に本名で出してくださいと言われた。

少し抵抗してみたけど、結局本名で出した。

海外で売る事を考えて、作品名はローマ字にした。
単純に本名がネット上に残るのも嫌なのも有るし、名前もローマ字にしたかったな。


受賞の連絡が来たら、名前変えられるかもう一度聞いてみよう。



日々の記録に埋もれてほしくない記事↓


84歳社長が死んだら終わる会社シリーズ ↓

”僕”の自己紹介 ↓



登場人物

登場人物 会社の人たち

僕:この物語を実況している人。入社3年目のアラフォーおじさん。

社長:50年以上前に創業した町工場の社長:84歳
奥さん:社長の奥さん。お金周りを担当:70代後半
専務:創業時からいる社長の弟。最近間違いが多い:80代
孫くん:社長の孫。最近会社に来ていない:20代前半
娘さん:社長の娘。月に1週間くらい来て事務をする:50代
ベテラン職人:何でもできるがこだわりも強い。社長の義理の弟:70代半ば
取付職人:現場の取り付け担当。最初だけ丁寧:70代半ば
営業:いつも適当な図面を描いてくる:60代後半

中堅職人:新卒で就職したが独立、従業員ではないが、手伝ってくれている:50代

登場人物 社外の人たち
兄ちゃん:取引先で出会った「何者」かになりたい田舎の工場で高卒で働く兄ちゃん。商品の販売をお願いした。
インターン生たち:商品の販売をお願いした、就活に悩む学生たち。
問題児:元従業員。独立したがうまくいかず、社長に面倒を見てもらっているいい年したおじさん。

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