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やっと吹っ切れてきたかな#67

 
やっと落ち着けたかな。
なんかもう否応もなく、医師の言う通りに次々手術されるのがたまらなくなって、だいぶ凹んでました。

ましてICUで2週間も過ごさなきゃならんほど、見るからに重症。首からは3本の管、左手には点滴のためやらで確保された薬の通り道の管。
シモはもちろん、尿道カテーテル。
こんなだもん、ベッドの手すりに捕まって、右に左に身体傾けるだけで、管が絡まって苦しいとか。

ちょっと動くだけでも相当に痛かったりするのに、看護師は無情にクッション取り外して、例えば体重測るとか、やらなきゃいけない仕事優先。今は頭の下から枕が全く無い状態がとても苦しくて、必要な作業が終わったら、可及的速やかに枕を真っ先に戻して欲しい。頭がプラーンとしてる…が1番苦しい状態で、コレがどのくらい続けなきゃわからない時はそれだけで、パニックによる呼吸困難‼️になり、ゼイゼイ苦しい思いをする事になる。

だからやっとつかめてきたのは、自分はコレが苦手、この状態に置かれるのがとても苦しいを、あらかじめ相手に伝えて作業的にどのくらいの時間になるのか、どのくらい間我慢しなきゃいけないか、目安の時間を出してもらう。

そしてある程度痛みを伴う作業があるなら、痛み止めをその作業の開始になる5分から10分前に投与してもらう。なぜかというと、薬が効き始めるのに少々のタイムラグがあるから。そうすると、作業中こちらもパニックにならず、相手の作業が終わるのを静かに待てるので、お互いwin winとなれる。

どんなに重症でも、毎日レントゲンは撮る。あと体重測るのとね。寝たきりの人の体重を測るには、まずベッドがそういう機能の付いている物でないとダメ。そしてベッドにある余計なもの、クッションだ、計器だ、なんだを避けてはじめて体重が測れる。

レントゲンはなんとポータブルレントゲンなる機械があって、移動可能な優れもの。だけど撮影前にレントゲン用の撮影板を敷かなくてはいけない。コレが当たり前?なのか硬い。刺激をしたくない背中に無理くりレントゲン板を押し込められて、首はブラブラのまま。とにかく1秒でも早く終わってくれるのを祈りながら…が毎朝のこと。

そして患者はなーも知らんけど、毎日あっちからこっちから、いろんな医師が現れては走馬灯のごとく消えていく。

更に合間に、退院後の生活どうお考えですか〜?だの
現在の治療に不安ないですか〜?
という無神経な質問がねじ込まれてくる。

んで、本人の気持ちの整理がつかないうちに次の手術でしょ?

だもん、もうなんか壊れ気味だったの。今週はよく泣いたわ。
そうやって涙と汗で汚れた顔だって、洗うって事が出来ないんだから。


ということで、やっと少し落ち着いたので、もう少し吐き出させてもらいますね🩷

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