真夜中の牛乳

真夜中に目が覚める。灯りをつけて冷蔵庫から牛乳を取り出す。冷えた牛乳をコップに半分ほど注ぎ、ひと口ずつゆっくり口に運ぶ。体が驚かないように。再び床に戻り横になる。いつとはなしに睡魔がまた訪れるのだろう。
豪華でも贅沢でもないが、この瞬間に豊かさを感じる。

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