
Photo by
ia19200102
男はつらいよ。
先週末のプレミアリーグ、ウエストハム対ブライトンの試合、U-NEXTの解説の鄭大世さんの言動が界隈でちょっとした話題になっていたようです。
あまり取り上げられていませんが、個人的には、鄭大世さんの解説で注目したい点が一つありました。
後半15分くらいで、鄭大世さんが、
ウエストハム•ユナイテッドのキャプテン、ジャロッド•ボーウェンについて、
「彼、苦労人ですもんね。」
的なことを言っていました。
そうなんです、彼は苦労人なんです。
彼の経歴
①地元のチームの下部組織にてフットボールを始める
②トップチーム昇格が間近に迫った頃に、地元のチームが経営破綻→解散し、無所属になってしまう
③2部リーグのチームに入団することに成功し、そこで活躍
④2019年冬にウエストハムに引き抜かれ、現在に至る
参考 Wikipedia、transfermarkt
そんな彼が、ウエストハムと長期契約を交わし、キャプテンに就任し、、といった一連の流れは、彼が、「一度失った自分の心のクラブを再び見つけ出すことに成功した」ことを意味するように感じるわけですよ。
そんなわけで、彼がロンドンスタジアムでゴールをきめ、大観衆の前でパフォーマンスをする度に、感慨深いものを感じます。
今までその事に触れる人はみたことがなかった、鄭大世さんがこのことを言ってたのならよくご存知で!
と思ったけど、そんなわけないか。
試合は終わってしまったので、鄭大世さんの言う「苦労」がなんのことだったのかは藪の中。