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【note】「ポジティブになれる・世界がひろがる!不登校の歩き方」不登校関連のお役立ち情報ページはじめます。

自己紹介&このページの紹介

はじめまして。
大浦絢子(おおうら・あやこ)と申します。
小3の母&シングルです。

これまで、研究者、国家公務員、ベンチャー企業、研究支援の事業立ち上げ&法人化、起業コンサル&学術コンサル、メディカルライター…いろいろ経験し、変わったキャリアの積み方をしてきました。
自己紹介はまとめてこちらから。

当時小学2年生だった息子の不登校をきっかけに、オルタナティブスクール日本サマーヒル・アカデミーを設立するに至りました。

現在は、第1拠点として、神奈川県座間市でオルタナティブスクールの運営をしております。4月に立ち上げ、早々に移転して6月に再始動。まだまだ軌道にのっておりません。

はじめてのフリースクール事業。せっせと家具を配置していた頃

でも、これまでの道のりで、不登校関連の情報をたくさん知り得たので、親の立場から、またオルタナティブスクール運営者の立場から、有益な情報発信ができればと思い、こちらの記事をはじめることにしました。

  • はじめにやること

  • フリースクールって?

  • 公的な支援は?

  • 学校はどうすればいいの?

  • 仕事は?

  • 受験は?こどもの将来は?

自分が当事者としてわからなかったこと、当時役に立った情報や、今フリースクール(オルタナティブスクール)運営者の立場で相談されること、多くのご質問をいただくこと、これらを整理して発信できればと思います。

これまでのストーリー

当時小学2年生の息子は、同じ年齢の集団で、同じ学習を、同じ教材で、同じスピードで、同じ時間に。この体制がどうにも合わない、IQちょい高めの元気なうきこぼれでした。

元気な不登校!小3の息子ぽっきーくん


幼児期から、集団で受講する習いごとも、運動会や学芸会の出し物も苦手。周りの人の感情や視界に入る情報なんかを敏感にキャッチして疲れてしまう繊細くんでした。

卒園後、小学校1年生の1年間はなんとか通えました。
でも小学2年生にあがり、4月終わりごろですね、毎日異常なほど疲れて帰ってくるようになりました。「行きたくない」が続いて、「お腹が痛い」が2週を越えたタイミングで、すぐに学校から離しました。
友達もたくさん、先生も好き。運動も勉強も好き。不登校になっても、休日は変わらずお友達と遊ぶ日が続きました。

元気な状態で不登校になったので、心の回復は早く、家でそれはそれは自由に過ごすようになりました。
不登校に負い目も感じていない、昼間に堂々と外を歩ける、とっても元気な積極的不登校です。

一方、いきなりホームスクーリングが始まったため、いくつかあった仕事の引き出しがたった1つに。
幸い、自分の会社の仕事はほぼ全て家でできたため、なんとか生活を維持しながら仕事を続け、ホームスクーリングをさせることができました。
でも、、出勤をともなう仕事はすべてできなくなりました。
多くの方はここで、仕事がなくなる問題に直面しますよね。その困り感や、実際に預け先がないこと、とてもよくわかります。

ひとまず、右も左もわからない不登校初心者。
発達検査をはじめて受けて、フリースクールとは?義務教育とは?どんな制度があるのか?いろいろ学びました。
不登校界隈で使われる独特なワードもね、はじめはちんぷんかんぷんでした。

情報収集しながら、ホームスクーリングを続けはしたものの、まだ小学2年生。家でふたりきりだと、対面でのコミュニケーションや体の発達も進みません。
さすがに、毎日同じ過ごし方は本人も飽きてきて、通える学校を探しました。私立の学校やインターナショナルスクール、オンラインのフリースクールも…でもピンとくるところがなかったんです。

「では自分で作ろうか。。」
これがオルタナティブスクール立ち上げのきっかけでした。
現在、「ママがつくった学校」に毎日喜んで行きたい息子の様子を見て、ようやく安心できるようになりました。

立ち上げたオルタナティブスクールについて

私が仲間と立ち上げたオルタナティブスクールは「日本サマーヒル・アカデミー」
ワンフロア、10人ちょっとくらいが過ごせる、おうち感満載のスペースが第1拠点です。

1階フロアが日本サマーヒル・アカデミー


これまでのフリースクールの多くが、発達に悩みのある子どもを対象としていますが、本校では不得意がある子だけではなく、“得意もとりこぼさない”教育、それに加え、不登校の子も学校に通っている子も利用ができるフリースクール(オルタナティブスクール)を実現し、インクルーシブな教育、多様な学びの場の重要性を発信するとともに、本校の子ども達の才能を世界で活躍できるよう育てたいと考えています。

不登校者数は全国で約30万人。
特に最近の不登校のきっかけは「学校の勉強はわかるけれども授業がつまらない」、いわゆる平均よりもIQの高い子どものうきこぼれが多いことが、民間NPO法人の大規模調査で明らかになりました。

そんな子たちを学校外で受け入れる教育体制はまだまだ追いついていないのが現状です。
私は、設立したオルタナティブスクールが、同じような悩みを抱える子たちが選べる学校の選択肢の1つになると良いなと。
また、本事業をとおして、日本の教育をちょっとおもしろくできればいいなと。
本校に縁をもった子どもたちが、ちょっとでも「おもしろい」「たのしい」と思える学びを持ち帰ってくれると良いなと。
これは関わる大人達も同様にですね。

そんな、大人たちの現在進行形の奮闘ぶりをみて、子どもたちが豊かに育ってくれると良いですよね。

決まった授業はなく自分で学習する時間&内容、遊びも決めるスタイル。
自由でありながら自立性が培われます。
職員室はありません。ワンフロアで子ども~大人までが自由に過ごしています。
異年齢でも対等に遊べる文化があります。
もちろん、皆で遊ぶのも、その場にいるけど1人で遊ぶのも自由。
カルチャー教室を併設しており、学校に行っている子もサマーヒルに通える事業形態。
イベントもたくさん開催しています。
社会性を培う、集中力を養う、非認知能力を育てる、eスポーツを積極的に導入しています。
こども企画のeスポーツ対戦会も実現しています。
体づくりのために、体操指導者の新井庸太先生と一緒に事業を立ち上げました。
体操教室はサマーヒル常設の教室です。
少人数&超アットホームな体操教室です。

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