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手に職(寿司職人)でイタリア就職安泰だと思っていたら完全に計算が狂い、全く仕事が見つからない話ーイタリア現地レポー

割引あり

*イタリア国内もしくはオンラインのお仕事があればぜひご連絡下さい* 
 ごきげんよう、ぶりフィレ美です。日本の猛暑を今年は逃れられると思ったら、イタリアも暑く連日35℃近いです。それでも乾燥しているから日本よりはましかしら、と思うもののこちらは緯度が高いために日が長く(21時頃)、日本で通用していた日没後20時以降ウォーキングができず。運動不足で辛いです。
 私ぶりフィレ美は、日本にいた頃安直なのですが、海外でビザをとるためには寿司職人になればいいのだと思っていました。

 そのため学生時代は寿司屋で調理補助のアルバイトをしましたし、その後某寿司スクールに決して少なくない学費を払い、多種多様の魚のさばき方、寿司ネタの切り方を勉強したり、寿司を時間制限を設けて握ったりしました。ちなみにぶりフィレ美の名前の由来もここからで、多数のぶりフィレを切りまくった思い出からとりました。養殖のぶりはその他の天然の魚と比べると形が均一で、定量・定形の寿司ネタを切る練習にはもってこいなのです。
 寿司スクールに通っている間も寿司屋でアルバイトし、卒業後は寿司屋やスーパーの鮮魚売り場で働きました。そして最低2年の就業経験が必要な国家資格である調理師免許も無事に取得しました。その他空いている時間にはお酒の免許も取りました。
 その間別ルートで進行していた国際恋愛が上手くいきイタリア人と結婚しました。できればミラノかローマが良かったですが、そうもいかず相手の地元に住むことになりました。人口10万人程度の地方都市である程度観光でも栄えています。都市名と寿司で検索すれば10、20のお店がヒットし、私は就職余裕だと思っていました。板前か、それが無理ならウェイトレスをすればいいという算段でした。
 街に引っ越してからしばらくして私は街の中心部にある寿司屋にお昼休みにお邪魔しました。日本の地名が入っていて、いかにも日本という感じの店名でした。日本国旗も出ています。

「お昼休み中に申し訳ありません、少し伺いたいことがあるのですが?」
店内はとても広く、声をかけると奥で昼食を食べていたアジア系の4人の男性のうち、一番若い男性がこちらに歩いてきました。下がり眉で優しそうな人です。
男性「どうしましたか?」
ぶり「日本から最近こちらの街に引っ越してきました。仕事を探しています。日本人のかたはいらっしゃいますか?」

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