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【京都ステイ⑦ 】 羅城門遺阯、鎌達稲荷神社、西寺阯、京野菜


①羅城門遺址

羅城門(らじょうもん、らせいもん)は、古代日本の都城の正門。朱雀大路の南端に位置し、北端の朱雀門と相対する。後世に「羅生門(らしょうもん)」とも。

唐橋羅城門公園

羅城門遺址の碑がある場所は公園になっていて、すべり台がある。子どもがふたり、遊んでいた。

神社鳥居

②鎌達稲荷神社(けんたついなりじんじゃ) 
西寺阯にほど近い場所にある神社


鎌達稲荷神社 本殿
説明板

神社の説明板には、陰陽師・安倍晴明の名も登場する

史蹟西寺阯 背景は12月中旬でも黄葉の木

③史蹟 西寺阯
「史蹟西寺阯」の石碑は青空の下、陽の光を浴びながら静かに、凛として建っていた。
東寺は現存する寺として有名な一方で、西寺は西寺阯として、今は地上には石碑があるのみとなっている。

唐橋西寺公園

公園中央の盛り上がっている土壇が、西寺の「講堂」跡。伽藍は地下に眠る。
公園の隣には唐橋小学校があり、小学生が元気に公園で遊んでいた。小学校の下にも西寺の伽藍が眠っている。


史跡 西寺跡 説明板

説明板によれば、西寺は平安京への遷都から間もない796年頃から、平安京の入口にあたる羅城門の西側に東寺と対称に建てられた官寺であった。隆盛を誇った国家の寺であったが早くから衰え、1233年には五重塔まで焼失し、再興されることなく地中に埋もれた。かつての寺域は東西250m、南北510mと広大だった。
昭和34年以降の発掘調査で、平安時代の主要伽藍が地下にほぼそまま眠っていることが分かり、今も地下に保存されている。

しばし西寺が隆盛を誇ったいにしえに思いを馳せた。大河ドラマ「光る君へ」のような世界がここにあったのかと思うと感慨深い。また、今、目の前にある西寺阯の碑を見れば世の無常を感じる。
      ※  ※  ※

⇒現在の世界へ…

京都市南区 マンション建設中のクレーン車の右上空に飛行機が小さく見える。晴れて空が青い

 街には次々とマンションが建設されているが、高さ制限がかけられているため、高層ビルはない。

京野菜 聖護院かぶら 

スーパーで売られていた聖護院かぶら。
京都に暮らす人なら珍しくないのだと思うが、観光客には聖護院かぶらや赤かぶ、鱧など、普段地元で目にすることのない食材が気になる。

立派な赤かぶ

こちらもスーパーの野菜コーナーにあった赤かぶ。大きくてつやがある。

12月の満月を7階から観る

左下にライトアップされた京都タワーが小さく見える。周辺も7階までの高さまでのため、京都タワー(高さ 地上131m)も見えるし、昼間は東寺五重塔(高さ約55m)も見える。
京都はやはり、特別な場所なのだと再認識させられる。


◎「京都ステイ」を見つけていただき、お読みいただきありがとうございます。これまでに⑦まで掲載しましたが、「京都ステイ⑩」まで掲載予定です。引き続きお読みいただければ幸いです。


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ジャスミンティータイム
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