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先見の明
先を見通す力、この言葉には未来に起こることを言い当てる、そんな直感力による稀有な力のような印象があります。
実際には直感力がなくても先見の明は発揮されると美桜は思います。
1月の極寒のニューヨークを旅しました。マンハッタンは駐車場も探すのも大変で、ブルックリンにあるスポットを見て回りました。
ブルックリンは若者で溢れていて活気があり、今やマンハッタンにも負けない魅力のある街だと感じます。そのブルックリンから南に、レッドフックという場所があります。倉庫が立ち並び、海を見渡す場所に公園があり、自由の女神も顔をこちらに向けてエールを送ってくれているようにも感じる場所です。
アメリカのよき時代の名残があり、どこか懐かしさもある港町。
美桜は雪の残るレッドフックの公園を凍るような海風を頬にあて、新しい息吹を感じました。
あたらしいスポットとして、これから店舗が建ち並ぶ、そんな未来を感じました。美桜の予想が当たれば先見の明があった証ですね。
さて、美桜は直感力と先見の明は似ていますが違うものだと考えます。
先見の明には直感力は生かされると思いますが、先見の明には直感力がなくてもあると言えると。
先見の明というと先という漢字に注目しがちですが、実は先を読むためには
現在、場合によっては過去を知る必要があります。
過去を鑑み、現状をしっかりと把握して、今をさらに輝かせるもの、今に足りないもの、を考える。
つまり現状把握力と問題解決力があってこそ、先に必要なもの、あったら素敵なものを考え付くのではないかと思うのです。
レッドフックはゴミゴミした混雑を極める場所から程近いにも関わらず自然を残し、宝の持ち腐れのような空いた空間、倉庫をたくさん残したエリアです。
駐車場もこれから確保できるでしょうし、逆に車だからこそ訪れやすい場所でもあります。
よき時代のアメリカ。ショッキングピンクのオープンカーがダイナーに横付け。そんなアンディ・ウォーホルが描くようなポップな色彩もありかな、なんて
ニューヨーク、レッドフックの海を見ながら夢想しました。
明日も元気に過ごせますように。
ハートフル自由が丘 鑑定士
美桜🌸