継続は力なり。
はじめての投稿の《『茶農家の嫁として』じゃなくって。》で、「自ら動こう」という考えに至るまでは、
日本茶や茶農家へのイメージはとにかくプラスなものしかなくて、いざ結婚して茶農家になって現実を見た時にピリピリした毎日にガッカリ… というか『なんとかしたい!』という感情でいっぱいになりました。
…今だから言えることですが、東日本大震災後はお茶を作る事が丸一年できず、その後も風評被害があったりしてお茶の売り上げがガクンと落ちてしまったようです。そのまま、次の対策をどう取るか… が、わからず今に至る状態でした。
製造から販売まで一貫して行うということは、
茶園(品種)や季節ごとの栽培管理に製造パッケージング(卸売・小売用)
直売所に来てくださったお客様の対応
FAXやネット注文等の発送業務
直売所etcへの配達
イベントやSNSでのPR活動
他にも営業に商品開発… チラシ・DM作り… 経営に関するあれこれ(金銭・在庫管理)etc
今、パッと思い付くだけでもこんな感じでやる事は山ほどあります。
確かにこれら全てを少ない人数でこなすとなるとピリピリもする…
その上、売り上げはお茶離れや価格の暴落により右肩下がり…
そんな中でも、お茶にかける情熱は確かに感じて。
当時の私はとにかく『お茶って思っていたよりもずっと面白い…!!!』『奥が深い。魅力的、素敵…』くらいなものしか考えていなかったので
こんなに素晴らしいお仕事なんだから、やり方次第でなんとでもなる。もっと楽しく仕事しましょうよ!
…なんて簡単に思っていました。
こんなにも根拠のない自信が湧いてくる事は今までになかったのですが……
すぐに壁にぶち当たり、落ち込みました。笑
知識ゼロからの経営改善?
しばらく悩みながらも、ただの『仕事』にしたくないという気持ちはずっとあって
消費者目線、生産者目線で現代のライフスタイルのことやパッケージのこと(デザイン・内容量・お茶の説明)、どんなPR(ブランディング)、どんなお茶が喜ばれるのか… etc
改めて考えてみることに。
守るべき部分は守っていかなくてはならないし、変えていくべき部分は変えていかなくては…
とはいえ…
なぁんにも知らない私が簡単に解決できる問題じゃないことだと少しはわかっているつもりでした。
特に長く続くお家・農家はその家のやり方や考え方があります。
しかし、魅力や可能性がいっぱいのお茶に夢や希望を感じ、私個人として責任を持ち・やるべき事をしっかりやって認めてもらえれば言う権利はあるのではないか…と。
そうして『茶農家の嫁として』じゃなくって、『自ら』という考えに至ったわけです。
しかし、そんな気持ちになったものの、私自身は大した人間ではありません。悪あがきする事もしょっちゅうです。
それに、個人として有名になりたいわけでも、目立ちたいわけでも、偉そうなことを言うつもりもありません。
ただ、心が動いたから…
魅力的なお茶…、自分達の作ったもので喜んでくれる人がいるのなら、これからも茶農家として個人としてお茶のある生活を続けたい。
きっと、ただそれだけです。
経営改善としての具体例をあげると長くなりますが、茶農家としてや消費者として気付いた点を私なりに少しずつ改善していくという地道で、もしかしたら遠回りな作業です。
もがきながら、じっくり理想の形にしていきます。
もちろん、私一人で茶農家を続けられるわけではありません。
もがきながらであっても、『好き』を仕事をできること… 有り難く思っています。
たまにはnoteでこんなリアルな話も良いかな…と(笑)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?