♪TSUKEMEN LIVE 2014.8.27 IN 札幌コンサートホールKitara

情熱のヴァイオリニストTAIRIKU
鍵盤のファンタジスタSUGURU
魅惑のヴァイオリニストKENTA

全員音大卒の3人で構成された超人気クラシックユニット『TSUKEMEN』のコンサートに行ってきました。
行く前からドキドキワクワクが止まりませんでした(^o^)
開始のアナウンスが流され、照明が徐々に暗くなり、ついにTSUKEMENが登場!!!

オープニングは、デビル・ダンス。
映画『イーストウィックの魔女たち』の主題歌です。

続いて、タンゴ・バレエ、シンドラーのリスト。
序盤は落ち着いた曲が次々と演奏されました。

Take five for Eliseは、ジャズの名曲『Take Five』とベートーベンのピアノ曲『エリーゼのために』を合体させたバージョンです。
オシャレで聴き応えがあってお気に入りの一曲です。

スーパーマンのマーチは映画『スーパーマン』の主題歌で、この曲を聴くとスーパーマンが颯爽と現れる姿が思い浮かぶと思います。
10月のアメリカ・ロサンゼルス公演では間違いなく披露されることでしょう!

そして、ついにメンバーのオリジナル曲が披露されます。
トップバッターはKENTA作曲の『夢の中へ』。
KENTAが、夢の中でお花畑で遊んでいた片想いの女の子を眺めていたことを回想して作られています。
懐かしも切ない複雑な心境が曲のテーマです。
ロマンティックで夢の世界へ入ったかのような感覚に陥りました。

『創世のアクエリオン』は、アニオタ達の間では神曲として称えられています。
SUGURUの「歌は良いけど、アニメは面白くない」と言っていたのはウケました(^^)
あと、「アクエリアスではないからね。」と言っていたのもツボでした。
2人のヴァイオリンのハーモニーは、洗練されていて息がピッタリでした。

前半最後は、『ロミオとジュリエット』。
オリジナルは全部で2時間8分あり忠実に演奏すると、それだけでコンサートが終わるので、良い所を集めたダイジェスト版になっていました。

後半は、TAIRIKUが2階席の中央、KENTAが2階席の右側、そしてSUGURUは1階席の左側から鍵盤ハーモニカを持って登場。
間近で見ると彼らのカッコ良さが否が応でも分かります✨✨✨

圧巻だったのがチック・コリア作曲のスペイン。
1月のライブでも演奏されていましたが、今回はTAIRIKUのヴァイオリンの音に合わせて「ラララ~」と声を出す設定が追加。
途中でアドリブが入ったりして非常に面白かったです。
3人それぞれのソロパートは見ごたえがありました!!!

それから、GOEMON★ROCK、じこまん小劇場、クリスマスベル~祈りが披露されました。
GOEMON★ROCKはSUGURUの新曲で、サムライ魂をビンビン感じる厚みのあるロックでした。

じこまん小劇場では、打って変わって何と劇が披露されました。
TAIRIKUは効果音&花火、SUGURUはおばあさん、KENTAはおじいさんの役でした。
KENTAおじいさんが腰を折り曲げて酒をねだり、SUGURUおばあさんがなだめていました。
50年前の回想で、KENTAが「50年後も君と花火を見ていたい。結婚しよう!」とセクシーな低声で言ったのは爆笑でしたwww

クリスマスベル~祈りは、TAIRIKUの新曲です。
クリスマスベルは、南アフリカのナタール地方原産のユリ科の球根植物です。
3.11以降、TAIRIKUは自分は音楽家として何をすべきかをずっと考えており、その想いを曲にしたと語っていました。
凄く切ない曲だけど深い優しさが込められており、CDで聴くのが非常に楽しみです♪

最後のラ・カンパネラが演奏され、いよいよアンコールに突入。
オリジナルで『AKATSUKI』と『じこまんスケルツォ』が演奏されました。

AKATSUKIは、SUGURUオリジナルで自分がTSUKEMENファンになったきっかけの曲です。
夜明けをイメージして作られ、和テイストが強調されているのが特徴です。

じこまんスケルツォで会場のテンションは最高潮↑↑↑
TAIRIKUがKENTAが肩を寄せ合い、SUGURUが観客にメンバーそれぞれの「××コール」を呼びかけ!!!
盛り上げ隊長SUGURUは、最高のムードメーカーですね。
SUGURUの掛け声は、場の空気が楽しく明るくなり疲れが「ポンっ!」と吹っ飛ぶほどのパワーがあります☆☆☆

TSUKEMENの魅力は、演奏はもちろん、仲が良くチームワークが取れている所だと思います。
演奏中、お互いに目配せをしながら時折笑顔を見せていたのが印象に残りました。
また、チャレンジ精神を忘れず、常に新たなことに挑戦する姿は好感が持てます。
この先、どれだけ進化するか非常に楽しみです!!!

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