さだまさしの精霊流し
さだまさしの精霊流し。
グレープ時代の1974年にリリースされた名曲です。
さださんの故郷である長崎県長崎市では毎年8月15日に死者の魂を弔って送る精霊流しが伝統行事として行われています。
8月9日の長崎市への原爆投下の際には多くの人が被爆から6日後にある精霊流しを思い、死んでしまったら誰が自分の精霊船を出してくれるのだろうかと気に懸けながら亡くなったと言われています。
曲の世界観からしめやかに行われるイメージがありますが、実際のところは非常ににぎやかで曲のイメージとは全然違うといった声は少なくありません。
戦争が終わって今年で75年の月日が流れましたが、あの時の悲劇が二度と起こらぬよう祈るばかりです。
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