佐野元春35周年アニバーサリーツアー in 札幌市教育文化会館
佐野元春35周年アニバーサリーツアーに行って来ました♪
記念すべきツアーということもあり会場の札幌市教育文化会館は熱気に包まれていました。
パンフレットを買って読み漁っているうちにあっという間に開演時間が来ました。
オープニング曲は『シュガータイム』。
82年リリースのアルバム『Someday』に収録されています。
やはり初期の曲はオールドファンからの声援が大きいです。
オープニングの勢いそのままに次曲『優しい闇』に突入しました。
一昨年の秋ツアーでも披露されましたが、数段グレードアップしてました。
アップテンポなロックナンバーは佐野さんの十八番ですね。
ジュジュが終わり、84年リリースのアルバム『Visitors』から『ヴィジターズ』と『カム・シャイニング』の2曲を披露。
『Visitors』は今でこそ名盤と呼ばれていますが、当時はあまりにも急激な路線変更だったためファンの間でも意見が真っ二つに分かれる問題作だったそうです。
未知の分野に恐れることなく挑戦する佐野さんはホントに素敵です☆
佐野さんは「新年早々から盛り上がっていこう!!!」と観衆にメッセージを投げかけ、『ワイルド・ハーツ』が演奏されました。
爽快なサウンドとは裏腹に世界観はかなりヘビーです。
「誰もが心に見知らぬ夜明けを抱えている」
昔も今も人間誰もが持っている不変の真理でしょう。
曲が終わると佐野さんのMCがあり、どうやらちょっとした悩み(?)があるようです。
「佐野さんのライブはずっと立ちっぱなしなので足腰がキツイ」とTwitterで書かれたと打ち明けました。
それについては私も同感です(笑)
ただ、佐野さんのライブに何回も参加していれば足腰が鍛えられるのは間違いなさそうです!
ようやっと座席に座り、初期のバラード曲『バルセロナの夜』が披露されました。
20歳の頃に作った曲で、ピュアな佐野青年の世界観を拝めました。
若い頃の佐野さんはロマンチストでありながらシャイなお人だったのではないかと想像しています。
今回のライブでは80年代・90年代だけでなく00年代以降の曲も多数演奏されました。
私は00年に20周年アニバーサリーライブをBS放送で見てからファンになりました。
そのため、00年代以降の曲には非常に思い入れがあります。
お気に入りの曲は、『ポーラスタア』、『境界線』、『La Vita e Bella』、『紅い月』、『東京スカイライン』など挙げればキリがありません。
哲学的でヒューマニティー溢れる世界観は年を追うごとに深みを増しています。
後半のMCで「35周年という数字に捉われずこれからも良い曲をどんどん出していきたい。」と宣言していました。
佐野さんも3月でついに還暦を迎えます。
これからもずっと佐野さんの背中を追い続けていきたい。
そんな想いを抱きライブ会場を後にしました♪