井上陽水50周年記念ライブツアー『光陰矢の如し』~少年老い易く 学成り難し~
昨日は井上陽水のライブに行って来ました。
今回は50周年記念ということで、70年代から最近の曲まで3時間たっぷりと聴けました♪
MCでは「これまでに色々な曲を書いてきて、中にはタイトルを見ても記憶にない曲もある。
記憶にない曲だけ集めたとしても後50年はやれるかも。」と陽水流のジョークが飛び出しました(笑)
話題になった曲だけでも「傘がない」、「夢の中へ」、「氷の世界」、「闇夜の国から」、「ジェラシー」、「リバーサイドホテル」、「いっそセレナーデ」、「最後のニュース」、「少年時代」、「Make-up Shadow」など挙げたらキリがありません。
陽水ほどヒットを飛ばしたシンガーは後にも先にもいないんじゃないかと思います。
何よりも素晴らしいのは変幻自在の歌唱力です。
時には囁くように優しく歌い、時には喉を振り絞るように熱唱する姿は見る者聴く者の心を揺さぶります。
僕は今年でファンになって20年になりますが曲を聴くたびに新たな一面を発見し深みにはまったことが何度あったことか・・・。
あと、つかみどころのないトークも魅力ですね。
どこまで冗談でどこまで本気なのか全く分からない(笑)
本人は「ああでもないこうでもないといい加減に曲を作っている。」と言うけれど、全体を通して聴くと洗練された形に仕上がっており結果的にヒットにつながる。
ガツガツ他人を蹴落としてスターになったというよりは、独特の世界観を追求して気付いたらスターになっていたという表現の方が正しいかもしれない。
大御所なのに決して偉ぶることなくユーモアを持って人に接する。
陽水の人気が長続きしている秘訣はそこにあるのかなと思います。
ああ僕もいつかあんなチャーミングなお爺さんになりたいものですね。
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