いちご組

今日、1月5日は『いちごの日』ですね。
いちごと言えばすぐに果物を思い浮かべますが、私にはもう一つの意味があります。

高校1年時のクラスで、通称いちご組です(1年5組だから)。
生徒40人+担任の41人で構成され、「仲良く・楽しく・元気よく」をスローガンに1年間を駆け抜けました。
入学当初は皆緊張しているせいかなかなか打ち解けずにいましたが、学校祭をきっかけに急速に仲が深まりました。
体育館のステージでは全員で藤井隆の『ナンダカンダ』、街中を周るパフォーマンスパレードでは西城秀樹の『YMCA』を踊り、夏の暑さを吹き飛ばすほどの勢いで楽しみました。

あと、壁新聞での出来事も忘れることはできません。
人員は私を含めた男子4人で、どうやって書いて行けば良いのか分からずチンプンカンプンの状態でした。
幸いなことに担任は新聞部の顧問であったので新聞作成のイロハを一から教わりました。
特に口酸っぱく言われたのが以下の2点でした。

1.5WIH(Whenいつ/Whereどこで/Who誰が/What何を/Whyなぜ/Howどのように)を意識する。

2.現場の生の声を反映させる。

それがないと、どんな文章を書いても読み手には響かないとアドバイスされました。
書いては添削してもらってそれを修正したり加工しながら、時には夜の9時過ぎまで作業したこともありました。
それでもなかなか追い付かず、最後の清書は他の部門の人達にも手伝ってもらい締切5分前になんとか提出することができました。
周りの助けが無ければきっと間に合わなかったと思います。
その点に関しては感謝してもしきれません。

期間中はちょっとした言い合いをしギクシャクした雰囲気になったこともありましたが、それも今思うと全て良い思い出です。
ガムシャラに汗水流して取り組むことができるのは青春の特権ですね。


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