尾崎豊の命日
今日は1992年に26歳の若さで亡くなったロックシンガー・尾崎豊の命日です。
1983年にシングル「15の夜」でデビューし、強烈なメッセージ性のある歌詞、情熱的なサウンド、喉が張り裂けんばかりの勢いでシャウトする歌唱法が人気を博して「10代の教祖」と呼ばれていました。
僕が初めて尾崎を聞いたのは15歳の時でまさに思春期真っただ中でした。
学校では学級崩壊が起こっている一方で、高校受験が刻一刻と近付いており殺伐とした雰囲気に包まれていました。
そんな毎日に嫌気が差していたある日、テレビで偶然尾崎の姿を見てしまいトリコになってしまったのです。
それからはCDを借りてはテープに録音して聴くようになり、カラオケでも必ず歌うほどのめり込んでいきました。
尾崎の一番の魅力は不器用なまでに全力疾走なところだと思います。
ライブでは最初から最後まで走って叫んで這いつくばりながら歌うスタイルのため、途中で酸欠になったり倒れて担架で運ばれたりするなどアクシデントも絶えなかったようです。
それだけライブに賭ける熱意が半端なかったことがうかがえますね。
巷では一生懸命にやることがカッコ悪いとかダサいとかそういう風潮があって、僕自身もそれに流されていたことは正直否めません。
でもカッコ悪くてもダサくても良いじゃありませんか。
ガムシャラに突っ走る男は色気があってカッコいいですよ。
僕にとって尾崎豊は永遠のロックシンガーです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?