♪TSUKEMEN LIVE 2014.1.18 IN 札幌コンサートホールKitara
本日、札幌コンサートホールKitaraで行われたTSUKEMENのLIVEに行ってきました。
現在、人気クラシックグループということもあり会場は超満員でした。
TSUKEMENの三人は全員音大卒で、リーダーを務めるTAIRIKUは大物フォークシンガー・さだまさしの息子です。
顔を見てみると、何となく雰囲気が似ている感じがします。
第一部は、『EL DORADO』(オリジナル)で幕を開けました。
EL DORADOの意味は、「黄金郷」に由来しています。
そこから、立て続けに『スターウォーズ』、『剣の舞』、『ルパン三世のテーマ』と名曲が披露されました。
『風の記憶』(オリジナル)は、TAIRIKU作曲で優しい眼差しに満ちた曲です。
MCでTAIRIKUは、
「小中は長野で育ってきて、周りでバイオリンを弾いている人はいなかった。バイオリンを弾けるだけで凄いと言われ、自分は天才ではないかと思ってしまった。しかし、東京音大付属高校に入学すると、上手い人達ばかりで強い挫折感を味わい、ヴァイオリンを辞めようかと思った。でも、周りの人達や家族の支えもあって壁を乗り越えられた。あらゆる壁を乗り越えようとする人たちに向けてこの曲を書いた。」と語っていました。
第1部の最後は、『ラ・カンパネラ』で締めくくられ15分の休憩に入りました。
休憩終了後、第2部に入りましたが開演時間になってもステージに彼らが現われない。
一体どうしたのかと考えていると、どこからかバイオリンの音が聞こえるではないか。
上側の客席をふっと見るとTAIRIKUがヴァイオリンを弾いている姿を見て皆ビックリ!!!
そして、右手奥の扉からKENTAが、最後に左手奥の扉からSUGURUが現れました。
客席で演奏している彼らに観客から大きな拍手が起きました。
第二部では、自分たちの事をもっと知ってもらおうと、出会い当初をエピソードにした小芝居が行われました。
①TAIRIKU⇔KENTA
TAIRIKUとKENTAの出会いは、東京音大付属高校時代。
TAIRIKUは長野、KENTAは熊本から出てきており、同郷の友達はおらず入学当初は孤独感を味わっていました。
TAIRIKUがKENTAに友達になろうと声をかけたことをきっかけに意気投合し、切磋琢磨する親友になったと語られていました。
②TAIRIKU⇔SUGURU
TAIRIKUとSUGURUの出会いは、桐朋学園大学時代。
TAIRIKUは、演奏会に向けてパートナーを探していたところ、ピアノが上手い事で知られていたSUGURUに接触。
SUGURUは当初芸能人の息子と組むことをためらっていたが、TAIRIKUの優しい人柄に惹かれ組むことを決意したと語っていました。
③TAIRIKU&SUGURU⇔KENTA
在学中にTAIRIKUとSUGURUはコンビを組んで活動していました。
ある日、TAIRIKUが一緒に演奏したい人がいると言い、KENTAを誘いました。それから、三人で山口県で初ライブを行ったところ大好評で事務所の目に留まり正式に結成となりました。
出身地も価値観も全く異なる三人が、こうして音楽活動をしているのを見ると、運命の赤い糸で結ばれたような不思議な『縁』を感じます。
LIVEもいよいよ終盤に入り、『ニューシネマパラダイス』、『古きシネマのように』(オリジナル)、『KIYARI』(オリジナル)と進んで行きました。
ラストの『AKATSUKI』は、夜明けをイメージして作られた曲で、私がファンになるきっかけとなった曲です。
激しさの中にも美しさが、静けさの中にも情熱があり、独特の世界観に引き込まれてしまいます。
特に、SUGURUのピアノ演奏は必見です。
ライブですっかり興奮状態になった私は、フォトブックとLIVE DVDを購入しちゃいました。
後でじっくりと楽しみたいと思います。