ジョシュア　チェプテゲイのマラソン転向の予想

世界陸上の１００００ｍ。格が違いすぎた。おそらくパリ五輪では１００００ｍで金メダルは取っていくだろう。５０００，１００００ｍで世界記録を出してスピードは申し分ない。

さて、パリ五輪後のマラソンに転向していくだろう。しかし、今年のバレンシアマラソンに出てるという話が出ている。世界屈指の高速コースなので持ち前のスピードを生かせば順位関係なく2時間５分は切っていくだろう。仮に惨敗してもキャリアを積み重ねることができるので悪くはない。

マラソンはスタミナも必要だがそれ以上に経験も問われる。かつて、トラックで無双状態だったモーファラーがいた。しかし、彼はイギリス人だった。なぜ、それが悪いか。実質上の世界一決定戦であるロンドンマラソンにいやでも出ざるを得なかった。仮に出ないと公言にしても世論は許せない。そういう状況の中でマラソンのキャリアが全くない彼が全盛期のキプチョゲに勝てなんて無理がありすぎた。当然負けてしまい、十分なキャリアを積めないままフルマラソンでは不本意な成績だった。仮にフランス人だったらロンドンマラソンに出ないでメンバーが劣るパリマラソンなどに出て優勝して自信をつけていたはずだった。

チェプテゲイは先の話になるがどのようなキャリアを積むことができるか。おそらくその時期はキプチョゲはピークは過ぎてしまっているがロンドンマラソンに勝ったケルビンキプタムが王者として君臨していくだろう。それにチェプテゲイがどう立ち向かうか。