Shotaro.I

どこでもいるランナー(オフシーズンはトライアスリート)ですが陸上長距離と競馬歴は30年近くなりますので予想や回顧など思ったことを書きます。能力型と適性型の研究を行っていきたいと思っています。

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どこでもいるランナー(オフシーズンはトライアスリート)ですが陸上長距離と競馬歴は30年近くなりますので予想や回顧など思ったことを書きます。能力型と適性型の研究を行っていきたいと思っています。

最近の記事

東京マラソン2024

2年連続の夢舞台 昨年は陸上の世界から復帰してからの夢をかなえたが現実は散々だった。30キロ過ぎから足に異変に感じ大惨敗だった。 6月にteam one tokyoの推薦枠でリベンジの舞台を与えられた。前回はあまり走れなかったので今回はできるだけ多く30キロ走を行った。 2月には皇居、久喜、青梅と3週連続30キロを走った。前年よりは走れると思ったがベストの記録はどうかと思った。5分ペースで走ってきたが息が上がってそれより12,195キロ走るということなのでベストは無理かな

    • 遅ればせながら新宿シティハーフ

      2年連続の新宿 フルマラソンは得意とは言えない自分にとってはここは勝負レースだった。目標は86分を切ることだった。昨年経験したので仕掛けどころも知っているので下手と打たなければ大丈夫だろうと思っていた。昨年と違って曇っていたので天候は最高といってもいいだろう。 15キロまでは控えてトンネルからが本当の勝負 Bブロックからスタートしたので4:10あたりで集団についていこうと思っていた。本当に理想的なレースだった。昨年は富久坂の交差点からギアを上げたが最後の2キロは失速して

      • パリ五輪 女子マラソンを振り返る

        ハッサンは天才なのか 1:13:22ー1:09:33 ロンドンマラソンで2度も立ち止まったにもかかわらず何もなかったように走り初マラソン初優勝。2度目にマラソンで世界歴代2位。東京マラソンでは負けてしまったが5000m2回走って10000mから中1日で優勝。常識からかけ離れたローテーション。この経歴から考えたら天才しか言いようがない。おそらくほかの選手は同じことをやれといっても無理だろう。 レースぶりを見ていつものように後ろからのレース。なぜなら東アフリカ勢に位置を取らせ

        • パリ五輪 女子マラソン 予想

          能力型 ハッサン オビリ 適性型 アセファ ジェプチルチル 能力型は力で距離を克服するということで適性型は短距離では結果を残せなかったが距離を伸ばして素質が開花するタイプ。 ハッサンとオビリはトラックで実績を出してマラソンに転向してWMMを複数回制している。トラックの勢いをそのままロードで活かした。逆にアセファは800のスピードがあるが世界レベルだとそこまで強くなくマラソンに転向して素質が開花した。ジェプチルチルもトラックでは世界レベルでめだった成績はない。 昨年のベル

          パリ五輪 男子マラソンの予想

          キプチョゲ3連覇は赤信号か 2年前のベルリンマラソンで世界記録を樹立したがその翌年のボストンマラソンで思わぬ惨敗。翌年のベルリンマラソンでは復活をアピールしたが今年の東京マラソンで惨敗。年齢も39歳なので衰えもあるのは否めない。 ここでキプチョゲが出場したベルリンマラソンの前後半のラップを見てみよう 2018 121:39 61:06-60:33 2022 121:09 59:51ー61:18 2023 122:42 60:22-62:20 初めて世界記録を樹立した時

          パリ五輪 男子マラソンの予想

          田中希美の五輪

          5000m戦略ミスだったか 前に出るレースをしてしまったのが敗因だった。タイムレースだったらそれでよかったが決勝に出るとしたら着にれこだわるレースをするべきだっただろうか。 自分も陸上をやったことがあるのでこの舞台で先頭に立つのはかなり勇気がいる。ペースをコントロールしなければならなかったし何せエネルギーやパワーも相当使う。勝てるレースだったらレースをコントロールできるがそういう舞台だと相当な重圧もかかるので走り辛かったと思う。 後ろに行くという選択肢もあったが格や体格など

          田中希美の五輪

          パリオリンピック 10000m

          13:23-13:20 エチオピア勢の組織戦の乱れがチェプテゲイに勝利をもたらしたレースだったように見える。 初めはkejaljaに引っ張ってもらったが4600mあたりでアレガヴィが急にペースを上げてしまい、ペースを乱してしまった。そんな中チェプテゲイが付き合わず無駄にエネルギーを使わない走りをしていた。 エチオピア勢はローテーションで先頭を引っ張っていたがペースが安定せずにエネルギーを消耗してしまうレースをしてしまった。そこをチェプテゲイは見逃さず残り500mで勝負を仕掛け

          パリオリンピック 10000m

          男子10000mの予想

          昨年の世界陸上を見てジョシュアチェプテゲイが圧倒するだろうと思っていた。しかし、バレンシアマラソンで完走したものの大惨敗でマラソンデビュー戦が終わった。救いがあったのは完走したことだろう。今後のことを考えたらいい経験になるのは間違いない。 しかし、世界クロスカントリー選手権では同郷のヤコブキプリモが終盤スパートしてチェプテゲイはスパートに対応できず6位と終ってしまった。ちなみに2着はエチオピアのアレガヴィだった。 ヤコブキプリモについて エチオピア勢も考えたがスペインで行

          男子10000mの予想

          パリ五輪のsifann hassann

          noteで競馬と陸上について書いてきたが競馬のG1シーズンで莫大な量をこなさなければならなくなり競馬と陸上の両立は困難でした。 どちらかを選ぶとしたら陸上を選びます。競馬は質の高い予想を求められてしまうので自分はそういった能力はないので陸上にしました。 いよいよパリ五輪が近づいてきます。その中でまず取り上げていきたいのはシファンハッサンからです。 昨年フルマラソンを挑戦してロンドン、シカゴを連勝して挑んだ。東京マラソンは大本命に推されながらのまさかの4位だった。ロンドン

          パリ五輪のsifann hassann

          世界の女子マラソンについて語る その2

          男子はキプチョゲ選手が加齢からの衰えが隠せない状態になり、世界記録を樹立したキプタムさんが交通事故死で主役が不在に状況になってしまった。 女子は世界記録を樹立したアセファ選手、トラックからの実績組であるハッサン、ギディ、オビリの4強状態になっている。 東京マラソンでは大本命といわれたハッサン選手がまさかの惨敗を喫してしまった。ロンドンマラソンでは2度も立ち止まりながら優勝して、シカゴでは世界歴代2位の記録を出してフルマラソンについてはうまく行き過ぎたということがあっただろう

          世界の女子マラソンについて語る その2

          桜花賞を振り返って

          一番まともなローテーションを使ってきたクイーンズウォークを本命にしたが阪神JFからぶっつけできた1,2着馬の決着だった。もうこれはアスコリピチェーノとステレンボッシュがこのメンバーで抜きんでているしか言いようがない。クイーンズウォークはオークス向きといわれていたが、あの2頭相手だったら逆転は難しいだろう。 ・ステレンボッシュの2冠か ・アスコリピチェーノの巻き返しか レガレイラやトライアル組の動向もあるがあの2頭はオークスでも有力なのは間違いない。 チェルヴィニアは桜花賞は

          桜花賞を振り返って

          大阪杯を振り返って

          ソールオリエンスとべラジオオペラの本命の決め手は ・皐月賞、ダービーの内容を見てソールオリエンスのほうが上 ・京都記念のレースレベルに疑問 もしべラジオオペラが京都記念で圧勝していたら本命は変えていた。ソールオリエンスのほうが上だと判断した。中山記念では力を出したレースだったが中山より直線が長い阪神だったら間に合うだろうと思った。 ふたを開けてみれば前の位置をとることができたべラジオオペラが勝って、ソールオリエンスはローシャムパークを追走したことで脚を使ってしまい惨敗した

          大阪杯を振り返って

          ドバイワールドカップを見て

          本命は地元のカビールカーンにしたが、アメリカから移籍したローレルリバーに逃げ切りを許してしまって、しかも8馬身差をつけての圧勝。自分の評価ではローレルリバーはマイルまでの馬でアメリカ時代は目立った実績を残していなかったので厳しいだろうと思っていた。簡単に逃げさせてしまったという点もあったが世界最高峰のレースの一つでその芸当はなかなかできるようなものではない。 ローレルリバーは本当に強いのか 1ハロンどころか2ハロンの延長でとんでもない結果を出したので認めざるを得ない。アメ

          ドバイワールドカップを見て

          現時点での日本の女子マラソン界について

          名古屋ウィメンズマラソン 69:56-71:22 安藤選手が勝ったものの前田選手が大阪で出したハーフの通過タイムより10秒遅いことを考えたら実力差を考えたら前田選手のほうが上だといわざるを得ない。 新谷選手は東京マラソンでの走りを見ていたら一山選手に黒星をつけられているし仮に大阪でランナーをして走っても勝てなかっただろう。実際後半のラップは前半より遅かったから。 改めてわかった今の女子マラソンの勢力図 これによって女子マラソンは一山選手と前田選手の2強となった。いまで

          現時点での日本の女子マラソン界について

          東京マラソンを振り返る

          男子を振り返る 60:20-62:16 キプチョゲ選手がハーフを待たずに脱落をしてしまった。今のキプチョゲ選手からしてみたら60分のペースはきつかっただろう。自分自身もこれ以上レベルアップはできないというのはわかっていただろうし、意外にショックはなかったと思う。自分も東京マラソンを走って15キロ地点でスライドしたが1位ではない時を見て嘘だろと思った反面、衰えがあったのかなと思った。これが全盛期だったら2時間切れるかどうかのタイムだっただろう。 日本人選手は鈴木選手が脱落し

          東京マラソンを振り返る

          サウジカップの総括

          レモンホップが力でねじ伏せると思っていました。しかし、スタートしてから動きが悪く何も残せないままサウジカップが終わってしまいました。昨年はドバイゴールデンシャヒーンにでてフェブラリーでモチベーションをピークに迎えたということとマイルの後の1200はさすがに無理があったので仕方がないということもありましたが今回は言い訳ができない負け方でした。 サウジカップのレベルは高かったのか 何とも言えないのが現状。ウシュバテソーロは2着に食い込んだが勝ったセニョールブスカドールの戦績は

          サウジカップの総括