現時点での日本の女子マラソン界について

名古屋ウィメンズマラソン

69:56-71:22
安藤選手が勝ったものの前田選手が大阪で出したハーフの通過タイムより10秒遅いことを考えたら実力差を考えたら前田選手のほうが上だといわざるを得ない。

新谷選手は東京マラソンでの走りを見ていたら一山選手に黒星をつけられているし仮に大阪でランナーをして走っても勝てなかっただろう。実際後半のラップは前半より遅かったから。

改めてわかった今の女子マラソンの勢力図

これによって女子マラソンは一山選手と前田選手の2強となった。いまではなくコロナ禍で前田選手が調子を崩していた時があったことを考えたら4年前からだっただろう。

両選手の共通点といえば高校時代は無名の選手であり、実業団に入って覚醒したということだろう。前田選手はフルマラソンで実績を残して、一山選手は実業団に入って距離が伸びてくるので実績を残してその勢いをフルマラソンにつないでいった。いわば能力でフルをこなしていくタイプではなくフルマラソンの適性があったからだろう。逆に新谷、松田、鈴木亜由子選手は能力で距離をこなすタイプ。

前田選手と一山選手はフルマラソンのキャリアがあるのでよほどの能力がある選手ではない限り勝つのは無理だろう。勝てるとしたらMGC王者で大学時代にとてつもない活躍をした鈴木優花選手と廣中選手ぐらいだろう。鈴木優花選手に関してはMGCでの前評価は低かったのでまだ二人の領域には達していない。五輪で先着すれば本物だろう。

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