採用サイトやパンフレットは何年経ったら刷新すべき?一般的なリニューアルがいつなのか徹底調査!
皆さんこんにちは!
一つ上の先輩方が就活で焦っているのを見て、勝手に焦っている広報・マーケの前田(大学2年)です。
いきなりですが弊社のサービスである「レディくる」には、有難いことに毎日様々なご相談をいただきます。
7月から8月にかけては毎年各社の採用活動の終了時期に合わせて
人事部の方からレディくるへご相談をいただく機会も多く、
内容としては、特に採用ツールに関するご依頼が目立ちます。
採用ツールとは?
求人を掲載する媒体や広告情報を変更するなどの、直接的な「集客手段」の変化は比較的その効果を検証しやすいですが、
求職者とのミスマッチを減らすための「情報発信」に使用するツールを変更したことによる効果はすぐには見えづらいものです。
そのため採用ツールは
などの状況も相まって、リニューアルに対して腰の重さを感じる方も多いはず。
「そもそも、リニューアルってそんなにするもの? 普通、どのくらいで変えるの?」
とお考えのたくさんの皆様の疑問に答えるべく、
今回は「採用ツールに関するリニューアルタイミング」について、レディくるが持っているリアルな情報を徹底的に調査してきました!
その中でも特に採用マーケティングに有効な採用サイト・採用映像・採用パンフレットの3つに関して詳しく調査してきたので発表します。
まずは求職者目線の導線を押さえておいていてください!
言い換えると、まずは企業を知るところから始まり、
「いいね」と思う企業についてさらに知りたくなり、
採用パンフレットを見てみると、
「自分の“いいね”は間違ってなかった!この会社で働きたい!」という具合です。
最初の求人広告や求人サイトが大切であることは間違いないですが、
採用サイト以降の「興味・関心」から「理解・納得」もさらに大切になります!
僕調べになりますが、周りにいるZ世代就活生の友達はこんなことを考えています。
では、人事の皆様の目線からの見てこの導線に対する理解がどのように役立つかというと、
やはり企業と求職者間のミスマッチの少ない母集団形成ができるようになります。
これは企業の要件に当てはまった人が、さらに企業の理念に沿ってやる気にあふれている状態です。
もう採用するしかないですよね。
このように、良質な母集団形成ができるのがまさしくこの3つの採用ツールです!
さて、採用ツールのご理解を頂いたところで本題に入りましょう!
採用サイトのリニューアルのタイミング
まずは
既存の採用サイトの使用期間
に関するデータになります。
使用期間だけでみると、29.3%を記録して2〜3年と3〜4年で同率1位となっています。
ここで注目してもらいたいのはこの二つ合わせることで、58.6%の企業は2〜4年で採用サイトを新しくしているようです!
これくらいの期間を置くということはもちろん制作費もありますが、ある程度の期間を空けて認知と定着を促すことが必要なのでしょう。
そこで採用サイトに不満を持ってからどれくらいでリニューアルするのかについて調べたものが下になります。
採用サイトは不満を抱えてどれくらいでリニューアルするの?
ここから読み取れるものとしてばらつきがあることは否めませんが、
一年近くあるいはそれ以上の間、不満を抱えたまま採用サイトを使っている企業が半分近くあるということです。
ここでさっきの使用期間のグラフに戻り、期間をかぶせてみると以下のように使用期間の2〜4年間のうち約1/4〜1/3は不満がある状態になっているようです。
では、実際にどのような不満が多かったのでしょうか?
特に多かったものをまとめて3つご紹介します!
お心当たりのある方は、すぐに「レディくる」ですよ(でっかい声)
1番多かったものは「デザインが古い」でした。
具体的には「企業のイメージに合わない」や「流行りに乗れなていない」、「ターゲット層に合っていない」、「企業理念やSDGsへの取り組み状況をうまく伝えることができていない」などが含まれています。
一口に「デザインが古い」であっても目的は様々ととれますね。
2つ目は「コンテンツを増やしたい」でした。
新しくしたい情報があるにも関わらず、伝えたいコンテンツを増やすことが出来ていないということのようです。
具体的には募集要項に合ってなかったり、最新の商材を更新出来ていなかったりして企業の“今”を表すことが出来ていないようですね。
最後は「退職者が掲載されている」でした。
これは他の採用ツールにおいても共通していることですが、採用サイト内の画像やインタビューに退職社が映ってしまっているようですね。
「実際に働いている人を載せることで職場の雰囲気を伝られる」というメリットに対するリスクになるので仕方ない部分はあるかもですね。
リニューアルのタイミングには必ず解消して起きたいものになっています。
採用映像のリニューアルのタイミング
次は採用サイトと同様に
既存の採用映像の使用期間
のグラフになります。
使用期間だけでみると3〜4年が33.3%を記録して1位、2〜3年が26.7%を記録して2位となりました。
やはり採用サイトと同様にこの二つの期間に注目すると、この二つを合わせることで60%の企業は2〜4年で採用映像をリニューアルするようです!
採用映像は不満を抱えてからどれくらいでリニューアルするの?
次は先ほどと同じように、「採用映像に不満を抱えてからどれくらいでリニューアルするのか」についての調査結果になります。
これは採用サイトと違って二極化していますね。
一つは30.8%を記録した3〜6カ月と、もう一つは同じく30.8%を記録した1年〜1年半でした。
ここから見て取れることは採用サイトと違って、採用映像は
「(1年置いて、)次の新卒採用の時期に合わせればええやろ」
と思っている企業が多いということです。
1年以上先延ばしにしている分、若干ですが採用サイトと採用映像を比べてみると
採用動画の4〜5年の割合が大きいのも理解できますよね。
では、どのような不満が多かったのでしょうか。
これは採用サイトとほとんど変わらず、「映像が古い」「最新の情報を載せたい」「退職者が映っている」といったことが多かったです。
しかし、その中でも採用映像ならではの最近の動きをご紹介します。
大きくまとめると「対面での説明会が開催出来ないので、オンライン説明会でも使用できる充実した映像になっていない」です。
やはりコロナで生まれる制限の中で求職者を募る方法の一つとして、採用映像の価値はさらに高まっているようですね。
近年では「インタラクティブ動画」なるもので求職者から人気を集めているものも多いようです。
他にも「ドローンを使った空撮をお願いできる企業さんを探しています!」とご相談を受けることも増えています。
求職者目線からすると、完成度の高い動画を出している企業は会社の規模感やセンスの面で信頼を感じ取っているようですね。
採用パンフレットのリニューアルタイミング
最後に採用パンフレットについてです。以下が
既存の採用パンフレットの使用期間
になります。
これによると採用サイトや採用動画と同様に、採用パンフレットの使用期間は35.3%を記録して2〜3年、3〜4年の同率1位になっています。
そして二つ合わせると70%を超えるので、70%以上の企業がこの使用期間で動いているようですね。
採用パンフレットは不満を抱えてからどれくらいでリニューアルするの?
では、「採用パンフレットに不満を抱えてからどれくらいでリニューアルしているか」について調査した下のグラフをみましょう。
グラフを見てみると採用映像とは違い、一年以内にリプレイスしている企業が全体の73.3%となっていました。
意外と早めに動き出す傾向があるようですね。
それでもやはり2〜4年の使用期間と不満を抱えていた期間を重ねてみると、使用期間の全体のうち約1/5程は不満を抱えたままになっています。
採用サイトや採用映像で勝ち取った「興味・信頼」を求職者とミスマッチな採用パンフレットで失ってしまうのはかなりもったいないですよね。
では、どのような不満・きっかけによってリニューアルにつながったのでしょうか?
これも多くは採用サイト、採用映像と似たものとなっているため採用パンフレット特有のものをまとめると2つあります!
1つ目は「採用サイトを変えるタイミングでテイストをそろえたい」というものでした。
「新しい採用サイト制作の中で改めて設定したブランディング戦略に沿うように、パンフレットにも統一感を持たせたい」ということですね。
学生・求職者目線からしても、実際に手に取ってみるものだからこそ、
パンフレットのデザインのイメージは記憶に残りやすいもの。
採用サイトとリンクしたデザインのイメージは記憶に残りやすいもの。
採用サイトとリンクしたデザインが企業イメージとして定着すれば
一石二鳥ですよね。
2つ目は「在庫がなくなりそうだから新しいものを作りたい」というものでした。
いくらペーパーレス化が進んでいるとはいえ、どうしても企業説明会などで必要になってくるものなので、ちょうど良いリプレイスタイミングになりますよね。
まさに他のツールとは違ったリプレイスのきっかけになっていると思います。
まとめ
以上で今回の調査と徹底分析をもとに一般的なリプレイスタイミングをまとめると、
早めにリニューアルに動き出すことがもちろん良いですが、
他の業務も同時進行だとやっぱり腰が重いですよね?
何より、依頼先として検討しているアテがなく、評判の良い制作会社探しからスタートしなければならない場合においては、
など、考えるべきこと、心配ごともたくさんありますよね。
そんなときにおすすめなのが、
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