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過去の失敗

アウトプット読書に書いている、
過去の失敗」について書きます。

まずは前提のお話から。

私が所属している会社は数多くの製品を取り扱っており、各製品ごとに担当者が決まっています。

それに対して、それらの開発・改良などの過程などの記録は基本的に手書きノートです。(個々人で保管。複数の製品を扱ってればそれが一冊に書き込まれてる)

一応報告書やデータなどは社内ネットワーク上に保存しておりますが、なぜか製品Aのデータを、Xさん(退職済)、Yさん(営業へ異動)、Zさん、自分が持っており、それぞれの個人フォルダに保存しています。(一応それぞれにアクセスは出来る)

入社4~5年までは、直属の上司や先輩のフォローがメイン+サブで個人担当の製品を触る、のような仕事内容だったのであまり気にしていませんでしたが、6年目くらいに直属ではないα先輩が辞めたり、同期βが辞めたりとで担当製品が増えてきました。

しかしα先輩から引継ノートを渡されても、書いた本人はドコに何を書いたか把握しておりますが、こちとら10冊以上のノートのどこに何が書いてあるかなんて当然ながら把握できないわけです。

そこで、ちょうどα先輩が辞めた後釜で私が部内会議に出るようになったとこで、
個人フォルダではなく製品フォルダで経緯を記録
紙ではなく電子データでデータを保管する
という内容を提案しました。

製品フォルダで管理することで、次の担当者はそのフォルダ内を確認すればよく、電子データで保存することにより、過去の実施内容等の検索性を向上させるアイデアでした。
これまでのデータまですべて電子化するわけではなく、「これからやっていきましょう」という提案です。

結果はタイトルの通り反対者が出たことで私の提案は蹴られました

記憶が定かではないのですが、「それぞれのやり方がある」的な感じで蹴られたはずです。

今思い返すと、反対してきたγ先輩は、α先輩が辞めることで何の影響も無い人だったと思います。(そのほかの方にも反対されたので蹴られたのですが)

少し想像力を働かせれば、γ先輩が私と同じような目にあう可能性は高い、というか、マネージャークラスも担当製品をもっていたので、少なくともその人たちが定年退職になれば確実に引き継ぎが必要になってくるわけです。

そこに至る前に私の提案への抵抗感を抱かせてしまった、、、
というより、この時強く感じたのは「現状を変化させようとする人間は疎まれる」という感覚でした。
現状が変わることへの抵抗感」により、実施するメリットデメリットを比較すらしてもらえなかった感覚です。(自分のアイデアに絶対の自信を持ちすぎているだけかもしれませんが)

というわけで、私が思う「絶対やらなきゃ損な手法」の部内展開は失敗に終わりました。

この失敗と、様々な書籍から得られた情報、実際に社内で改革を成功させた方の話などを聞いて、再度部内改革に挑んでいくのが、今後しばらくの掲載内容となります。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
皆様の仕事の一助になれば幸いです。


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