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第七十二話 Whisper words of wisdom(let it be/The Beatles)

とにかく有名すぎるのが嫌いな性格は
損をすることに気付かされた

ドラゴンボール、ワンピースなどのアニメは
爆発的な人気を誇る
でも、みんなが良い思うものを
素直に受け入れられられない

置いてけぼりを食わされてるのに
今更乗っかるのも嫌で敬遠してきた

その一つに

Beatles

がいた
高校時代に洋楽に触れ
バンドブームに乗っかっては居たが
Beatlesだけは
頑なに拒否し続けてきた

大好きなKISSすら
影響を受けていたバンドなのに

KISSのFirst albumのジャケは
正にBeatlesの並びの真似である
そんなことにも気付かずに過ごしていた

初めて聞いた曲は

『let it be』

13作目のオリジナル・アルバムでの
シングルカット及び最後のシングル

同名のドキュメンタリー映画のサウンドトラックとなっており、ビートルズが事実上解散してから約1か月後の1970年5月8日に発売

全英アルバムチャートやBillboard 200をはじめとした多くのアルバムチャートで第1位を獲得

"マッカートニーがビートルズからの脱退を宣言して解散となったため、本作がビートルズが活動中に発売した最後のシングルとなった"

いやいや、
解散してからの曲で
しかも最後の曲て

どんだけ聞いてこなかったんだと

しかも

横溝正史原作
金田一シリーズの

『悪霊島』

の挿入歌で聞かされたのである
どんな繋がりかわからないが

この映画も
角川映画の金田一シリーズ最後の映画である
これ以降
金田一耕助は
映画界から
一時姿を消すことになった

原作発表の年に発生したジョン・レノン暗殺のニュースを本編に折り込むという斬新な切り口
物語のキーマン・三津木五郎(古尾谷雅人)が、回想するという手法を取った

挿入歌にビートルズの

『Let It Be』
『Get Back』

を使用し、作品に強い印象を残し
自分に影響を与えられた

余談でかるが
ビートルズの曲が使用された初めての映画とされ、使用料は2曲で2,040万円だったらしい
著作権の関係で
1980年代以降は
ビートルズの曲は流されず
幻の作品としてテレビ放映、ソフト販売ができなかった

2004年以降カヴァーした曲がながれることとなり放映出来る様になったそう

『鵺の鳴く夜は恐ろしい…』

このキャッチフレーズで
びびった子供も多かったはずだ😛

つーか
鵺って何?

妖怪の鵺ね
頭は猿、胴体は狸、手足は虎、尾は蛇

え、何これと思ったが
時代が時代だけに調べることも出来ず

鳥なのか何なのか良くわからないし
夜遍に烏?カラスなの?
と不思議な感情を抱いていた

本物、鵺鳥という鳥



確か
崖から人が落ちる映像に
このフレーズが出てた様だったかな
恐怖を煽っていたのは間違いないけど
子供心に影響与えたのは言うまでもない

すっかり映画ばかりになってしまったが
この歌は

ポールがビートルズが分裂しつつあるのを悲観している頃に、亡き母が夢枕に現れた際に述べた 

「あるがままを あるがままに(全てを)受け容れるのです」

との囁きを元に書いたと語っている

ポールは「母に再会できたのは本当によかった。夢で祝福された気分だった。だから僕は母の囁きを元に『レット・イット・ビー』を書いたんだ」と語っている


あるがまま、あるがまま

ビートルズにして最後の曲
この後どうなるのかと心配したファンも
多かった筈だ

心のままにあるがままでいいんだと
世界に問いかけたのかも知れない

And in my hour of darkness
She is standing right in front of me
Speaking words of wisdom
Let it be

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