第十八話 愛しき、炎のダリア(circus/布袋寅泰)
竹内まりあの回でお話をした
伝説の店
高円寺『リバティー』
その店はよくよく使わせて貰ってた
阿波踊りの打ち上げ、忘年会、恋人探し、結婚式の3次会
など、様々な場面で利用してた。
今は無くなってしまった
南阿佐ヶ谷にあった『プレステージ』
ここもまた色々と思い出はある
トイレットペーパーを手に大量に巻き付け
ジュディーオングの歌を歌ったり
あずさ2号でハモったりして遊んでいた
その話はまた書くとするが
今回は布袋寅泰だ。
この人のエピソードもいっぱいあるからまた今度に
脱線してばかりして申し訳ない
だから長いんだよね
さて本題だ
この歌、やたらとノリが良いテンポで
皆を巻き込むにはもってこいの歌だった
阿波踊りのカラオケ大会みたいな時よく歌ったてた
この頃に
阿波踊りも連の垣根を超えて
大人数が集まる集団が誕生した
阿波踊り本番の日、前夜祭の夜必ず『Liberty』に集まって阿波談義を語り、呑んで、歌って
残り2日間の鋭気を養った
会長、副会長もきちんと有りしっかりしていた
年は自分たちの四つ上の先輩達
連の幹部クラスの人達が多く
また踊やお囃子が
とても上手い人が多く、上手くないと加入させてもらえかった筈だ。
なんとか
自分も、その中に認めて貰い幹部待遇になった
当時は所属の副連長だった自分は
連員を何人か引き連れ良く訪れていた。
直属の連長はあまり
良くない顔されていたのを思い出す
連の全体2、3割の後輩たちが所属して
協会で話が上がるほど団体になっていた。
その仲間だけで連が作れるほど膨れ上がる自体となった
脅威だったんだろうと思う
この集まりのお陰か
若いもの同士彼氏彼女も出来たが
しかしこのお陰で
結婚式の時は招待客と同じぐらい人数が集まってくれた
(9連合同80人以上)余興で1時間以上経過して
2時間オーバーで長い結婚式だったのを覚えている
そこで歌っていたのが、この
『circus』
布袋は好きだったがイマイチ聞いてなかった曲
たまたま、中学の先輩がよく歌っていて
一緒に歌っているうちにその先輩は居なくなり
自分の持ち歌になってしまった
特に若い子達には大ウケで
それを見た先輩達も一緒に歌っていた
完全に自分の代表曲となった
拳を振り上げ神輿の動作に似てる動きで祭り感満載で
超が付く程の名曲となり盛り上げるのになん度もなん度も
歌った
そして
たまたま2人の間を取り持った先輩と後輩の結婚式があった
勿論呼ばれることとなり六本木のホテルで結婚式をし
二次会が神楽坂のディスコだった
このディスコでの二次会が
リバティーのマスターが司会をやってた事で
そこがリバティーと化したのである
しかし大きさは10倍近く大きかった
二次会といっても
ディスコを使った唯のカラオケ大会であったけど
そして終盤
歌うつもりでいなかった自分は
階上のボックス席で飲んで居たら
司会に呼ばれた慌てて降りて行く途中から
『circus』のオープニングが流れ
大歓声で迎えられ歌い始めた
ノリノリな曲なので
ディスコ全体がうねるのがわかった
正にライブ感バリバリであった
そして最後のフレーズ
「愛しき、炎の、ダーリーアー♬」
と叫んだ
スタンディングオーベーションを受けた
鳥肌が立ち、ちょー気持ちいーと言ってしまった(笑)
あんな人数の前で歌えた事に感謝
ありがとうございました。
いい思い出です