第六十話 日本人なら、頭にこびりついている広島や長崎、時が忘れさせるってわけには行かねーぞこらアメリカ(凶気の桜/K DAB SHINE)from movie 凶気の桜sound track
令和も6年が過ぎた
平成も三十年で幕を閉じた
2002年(平成14年)の時の話
noteも六十話まで話が来たので
少し昔を振り返ってみた
平成維新
2002年公開
時代をエグる映画が放たれる
そんなキャッチで
公開された映画
ヒキタクニオ原作の小説
映画化に際し、
主演の窪塚洋介は
自ら進んでこの映画に賛同して作られた
監督は
薗田賢治
先述の
キングギドラのPVなどの監督を務めた関係で
今回監督に抜擢
ギドラの頭脳
K DAB SHINE
こと
各務貢太
が、音楽監督を勤めた
東京の渋谷生まれ、渋谷育ちの主人公、山口進(窪塚洋介)は、戦後から長らく続く日本の歪んでしまった愛国心
多種多様化した人々の価値観、倫理観などを強く問題視している
小菅(須藤元気)、市川(RIKIYA)と共に、「ネオ・トージョー」という名のナショナリストとして「暴力こそ正義」という信念で社会を浄化すべく活動している。
活動の最中、右翼系暴力団青修同盟の青田会長(原田芳雄)に目をつけられ気に入られるが、ある事をきっかけにあらゆる思惑がうごめく抗争に巻き込まれていく
チーマーが闊歩した時代
渋谷センター街
乱立した
チーマー
カラーギャングなんてものではない
アメカジを決めて
vanson
ONE STAR
を着て喧嘩ばっかりしてた人達を言う
AMG イラプション 渋谷変態倶楽部
ブットバース TOP J 宇田川警備隊
バブルス アリゲーターズ ジョーカーズ
ホーミーズ ハイアップ マムシーズ
あげたらキリがない
高校1年だったかな
学校から
帰りは必ず渋谷に寄った
チーマー全盛期
同級生もいっぱい入ってた
うちの高校
ヤンキーかチーマーしかいない感じになっていた
夜まで帰んないなんてザラだったし
遊びまくってたなぁと思うとよくまぁ、関わってたなと
黒のエンジニアにリーバイスのブーツカット履いて
バンソンのライダースシングルとかで歩き
首にはゴローズのアクセ、インディアンジュエリー
ジャラジャラ音立ててた
そのくせは
今でも抜けず
たまにジャラジャラつけてる時もある
もう50過ぎなのにね
でも色褪せないからね
いやいや
チーマーの話が長くなってしまったが
この映画
正にバイブルだった
自分達を見てるようだった
何回見てもグッとくるもんがある
凶気の桜
(sound track)は
Japanese hip-hopの日本語rapばかり
JUJUのBlues ticな歌声もあり
聞き応え有りのBestだと思う
その
タイトル通り
凶気の桜
右翼グループに参加し、国粋思想に傾倒していく青年、渋谷で暗躍する暴力団、右翼団体の暗部などを描いた社会派作品である
渋谷の宮益坂にある
宮益御嶽神社
での撮影もまた一献、
今は無くなってしまった宮下公園での喧嘩のシーンなど
目白押しである
一度は見てもいい映画かな。
そうだ、今度は凶気の桜の映画の話をしようと言ってたのを
思い出して今日は書いてみた
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