#介護① サ高住と有料老人ホーム。うちの母はどっちがいいの？

我が家の実家は、築45年になる。身体が不自由になってきている母が住み続けるには、全面リフォームが必要となる。しかし、我が家は、田舎に建っていて、100坪を超える広さは、使い勝手が悪い。そのため、家族会議を行った結果、リフォームせず、この家を残さない決断をした。

高齢者の住宅として、さまざまな選択肢がある。身体が不自由になると、車いすでの生活も考える必要がある。住み慣れた自宅をリフォームする方もいる一方で、これを機に住み替える選択もできる。
サ高住とは、サービス付き高齢者向け住宅の略である。まだ介護の必要ない健康な方が入るところである。
有料老人ホームには、3つの種類がある。介護付き、住宅型、健康型、に分けられる。

母は、認知症に加えて、身体的な介護も必要になってきている。本当は、贅沢に悠々自適な生活がおくれるところを選んであげたいのだが、お金がない。自営業を営んでいた両親は、国民年金を全額払い込んでいなかった。今の生活を送るにも不足している状況だった。
ケアマネさんと相談した結果、母は介護付き有料老人ホームに入所することになった。

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