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【生きる6/6】トータルペイン(全人的苦痛)。生かされたその先に


何のために生きるのか


 終活も3年目を迎え、ほぼ終えてしまった。私的には、もう2度と繰り返したくない人生だった。しかし、後悔もしていない。きっと同じような選択をし、今に至ってると思う。
 葬式の準備もできて、死ぬつもりで来た緩和ケア病院であったが、生かされてしまった。
はて、私は何のために生きているのか。

本来ヒトの寿命は、55歳前後である

小林武彦

 みょうに、納得のいく年齢である。
 理由としては、チンパンジーやゴリラの寿命が40〜50才であること、心臓の拍動の回数、細胞の劣化の3つを挙げている。

ヒトに老後がある理由として、おばあちゃん仮説がある

小林武彦

 生物学的には、種を残す能力はないのに、元気に生きているこの期間は、現役子育て世代をサポートすること、この役割を担うために生かされていると言う。
 やはり、私は年齢的には、いつ死んでもいいようだ。
https://presidentstore.jp/category/MAGAZINE/012415.html

トータルペイン(全人的苦痛)

 全人的苦痛と言う言葉がある。身体的、精神的、社会的苦痛、そしてスピリチュアルペインの4つの苦痛である。生き延びた私が抱えているのは、このスピリチュアルペインのようである。
 社会の全てから解放された私だった。仕事、親の世話、家事などをする必要がなくなった。俯瞰してみると、とても贅沢な悩みだと思う。
 さて、私はこれからこのごほうびステージをどう生きればいいのか、今日も探している。

全人的苦痛

https://www.ncc.go.jp/jp/information/column/manabou_doctor/065/index.html


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はるか_117
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