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自分を責めるとはどういうことか

心の病を抱えている方
過食症
摂食障害
死に憑りつかれながら生きる

余程、自分がこのままではいけないと思って戦ってこられたはずです。


人間はだれでも「自分」を大事にします。
自分もスポットライトを当ててほしいと思うし、
自分も自分にスポットライトを当てます。


私はスポットライトを浴びながら撮影をしています。
最初は「わぁー。」って思うんです。だけども、ずっと当たっていると「暑い」「眩しすぎる」「疲れる」んです。
どういうことかというと、
ずーっと自分に対してスポットライトを当て続けているので、疲れ切って暑くて暗い所に行きたくなるんです。
それが「死にたくなる」ということです。



「こんな自分じゃダメだ」
「親として失格だ」
「こんな私生きていていいのか」
「摂食障害をやめたいのにやめられない自分はみじめだ」

ダメかどうかなんてあなたが評価することじゃないです。
あなたがどんなに自分はダメな親だと、ダメな人間だと思っていても子供は寄ってきますよね。あなたがニコニコしたら子供は嬉しそうにしますよね。
子供にとって母親は母親なんです。

「自分の人生幸せだったことがない」

幸せというのは他人が決めることじゃないんです。
そして幸せというのは、どうやら人生の中で皆平等にその量は決まっているんじゃないかと最近感じるんです。
人生のトータルの中で早い段階で幸せを沢山得た人は、中間くらいで不幸が来ます。でもこの不幸に腐らずに、自分の心としっかり向き合ってなすべき努力をした人は、また幸せが訪れます。

お金がある人、ない人。
家族に障害を抱えたことがある人、抱えてない人。
大恋愛をした人、大失恋をした人。
関係なく、人生のアップダウンがあるみたいです。
これまでの生きてきた人生の中で幸せがなかったというんであれば、今後幸せが訪れるはずなんです。
今の状態が延々と続くことはないんです。


信念を変える

・このままじゃダメだ人間失格だ
・過食を治すために三食野菜ジュース生活をしないといけない
その「信念」が強すぎるがゆえに、そうでない自分とのギャップがものすごく大きくなり苦しんでしまう。

人間にとって最も辛いことは何か?
人から認められないことです。誰からも愛されないことです。

でももっと辛いことがあるんです。それは何か?
自分が自分のことを認められない。自分を自分が愛してあげないことです。
これほど辛いことはないんです。

間違った信念によってあなたは自分を攻撃し続けているんです。
自分を幸せにしない信念は捨ててください。


四摂法


自分がかけているプレッシャーを分散して行こう。
という非常に科学的なテクニックです。是非実践してみてください。

一、布施
自分が持っているものを、だれか自分以外の人に与えていく。
お金でもいい、労力でもい、笑顔でもいいんです。
二、愛語
誰かに対して、その人が笑顔になってしまうような言葉をかける。
おかえり、頑張ってるねかっこいいね、かわいいね、いってらっしゃい。
男の子は頑張っていることを褒められることが嬉しいし、女の子はお姉ちゃんなんて呼ばれると喜んだりしますよね。子供にとって親から認めてもらうことは嬉しいことなんです。
三、利行
自分以外の誰かの役に立つことをする。
なんでもいいから、自分が持てるものの中からできることをやる。
四、同事
色んなものを平等にみる。

これら全部やれというと難しいです。「愛語」をかけてあげて下さい。子供に、主人に、恋人に。

自分以外の誰かのために、自分の持てるエネルギーを捧げるという生き方、これが「発菩提心」であり、具体的な四つの実践が「四摂法」です。


まだできることはあるんです。どうかそのことに希望をもって「愛語」を実践してみてください🙏

発菩提心




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