[子ども専攻]絵本の読み聞かせボランティア in TSUTAYA BOOKSTORE
自分の子どもが小さい頃、実は絵本の読み聞かせがとても苦手でした。広報の河淵です。広報になって、[子ども専攻]などの取材を通し絵本の魅力を知る機会がたくさんあります。あの頃に知っておけばな~と、つくづく思います。
保育を学んでいる学生に活躍の場を
2023年10月より松山東雲女子大学 子ども専攻の学生がTSUTAYA BOOKSTORE エミフルMASAKIとTSUTAYA BOOKSTORE 重信にて絵本の読み聞かせボランティアを行っています。
TSUTAYA様から
「保育を学んでいる学生に絵本読み聞かせの実務経験をしてもらうことで、学びを応援したい。活躍の場を提供したい」と、お声かけをいただいたことがきっかけでした。
認定絵本士とは?
子ども専攻では「認定絵本士」の資格を取得できるカリキュラムがあります。
3年の実務経験を経ると、上位資格である「絵本専門士」にチャレンジできることから、ステップアップしたい学生は実務経験を積むため、地域で読書活動に取り組んでいます。
こういった事情もありTSUTAYA様からのお申し出をありがたくお受けしたのでした。
座談会メンバー
今回ボランティアに参加している学生2名と科目等履修生で認定絵本士の資格を取得された社会人の方を取材しました。
在学生のNさんとIさんは、小さい頃より絵本が大好きで、オープンキャンパスで認定絵本士の資格が取得できること知り、本学の子ども専攻に入学を決めたそう!(ありがとう✨)
社会人のSさんは、もともと公民館などで絵本の読み聞かせをされていたそうで、ゆくゆくは絵本専門士を目指したいと、科目等履修生の制度を利用し講座を受講しました。
小学生の時から絵本が大好きな絵本マニア!
そして、子ども専攻の影浦 紀子先生。
「乳児保育」や「遊び研究」、認定絵本士養成科目「メディアとしての絵本」などを担当しています。
3名とも影浦先生からボランティアの話を聞き、「やってみよう」「いい機会」と、OKしてくれました。
現場はどうだった?
店舗での読み聞かせ会なので、事前に誰が来るかわかりません。
たまたま来店し、読み聞かせ会に参加する人もいれば、常連の方もいます。お子さんの年齢も様々。1,2歳児もいれば、5歳児もいるといった具合です。
ここで困るのが絵本選び。年齢にあった絵本を選びたいところですが、そううまくはいきません。
何冊か用意していって、当日の参加者を確認しながら臨機応変に読む絵本を選んだそうです。
長い物語モノは避けたり、途中に手遊びを入れたりして、飽きないように工夫しました。
季節を感じてほしいので季節モノの絵本は必ずチョイスしたとも。
嬉しかったこと
Nさん「常連の子どもが、片づけをいつも手伝ってくれるんです。その時間がとても楽しくて、仲良くなれたことがとても嬉しかった」
Iさん「『どんな色がすき』のスケッチブックシアターの時、前のほうにおいでよって言っても恥ずかしがって来なかった子どもが、その後、折り紙でクレヨンを作るときにはだんだん前のほうに来て、とても楽しんでいる様子を見たときは、嬉しかったですね」
現場に出ないと得られない喜びですね!
読み聞かせの魅力
「絵本は読み手と子どもを繋ぐツール。絵本をめくるタイミングだったり、触りごごちや音だったり、その空間すべて込みの良さだと思います」と社会人のSさんの言葉です。
実習先で、就職先で生かせる力
この読み聞かせの経験は実習に行った時にも役立っているそうで、絵本選び、絵本に合わせる手遊びに関する知識はもちろん、初めての子どもたちと接する時の声掛けなども柔軟性が身についたそうです。
これから社会に出る学生の皆さんにとって、実体験から得た知識は大きな糧になると思います。
皆さん、お話を聞かせていただいてありがとうございました。
絵本のことを話す3人はとても楽しそうでした。
本当に絵本が大好きなんですね!
ここからは4月7日 TSUTAYA BOOKSTORE 重信 での読み聞かせの様子をご覧ください。