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メンタル税務職員が思う『若者の仕事の悩み』

仕事について、若者によくある悩みについて考えてみたい。
 ①給料は少ないが、好きな仕事をするか?
 ②給料は多いが、嫌いな仕事をするか?

例えば、アニメの世界はよく①だと言われる。
もし成功すれば金持ちにもなれる。
ただし成功する可能性は低い。

仮に高校生が、自分の親にアニメの仕事をしたいと相談したら、
90%の親は反対するだろう。
親は子供のことを考えて、反対する。
子供の将来のことが心配だからだ。
確率論だ。

今、アニメで成功している人は、親の反対には聞く耳を持たなかっただろう。
もしくは親も賛成してくれたか。

つまり高校を卒業したら、立派な大人なのだ。
仮にお金がなくてもアルバイトをしながらでも、
自分の夢を実現させるために、悩む余地なく進むと思う。

どれを選択するかは、自分次第である。
親の助言をきくかどうかも自分次第である。
逃げてはいけない。
よく考えてアニメの世界を諦め、サラリーマンになるのも一つの選択だ。

もう一つよくある悩みは
『やりたい仕事がわからないんです』
というものだ。
僕も大学の時、何かやりたい仕事がある訳ではなかった。
しかし安定しているという理由だけで公務員を選んでしまった。
その後ずるずる30年勤めてしまった。

しかし僕は後悔しているのかと言えば、そうでもない。
社会人として成長させてもらえたし、
結婚して子供も生まれた。
家も建てた。

世間一般的に言ったら、恵まれているように見えるだろう。
だが、僕はうつ病も経験し、今も薬を飲み続けている。

国家公務員ははっきり言って、もてる。
結婚相手としては、優良物件だろう。
唯一のネックは転勤が多いことだ。
税務署にアルバイトに来てる子は、結婚相手を探す目的かもしれない。
実際アルバイトの女性と結婚する男性職員もいる。

次回は税務署の恋愛事情を書きたい。
ではまた。





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