介護の仕事が低賃金(低年収)である。その理由とは

介護業界は最低レベルの賃金である。

具体的には正社員290万~330万

※青森、山形、秋田などの地方の金額
※夜勤手当等すべて込み

めちゃくちゃ安い。平成、令和を代表する奴隷業界といってもいい。なぜこんなに上がらないのかその理由を説明しよう。

理由①介護保険・介護報酬の見直しが3年に1回である。

通常医療や保育など公金で支えられている仕事は年1回の報酬改定があるが介護は三年となっている。時代に取り残されるのは当たり前。

理由②介護業界出身の議員がいない

飲食業や医療・保育・看護師と業界を代表する議員がいて国会で賃上げの議題を出している。介護は社会福祉法人との縛りのせいか強く主張できず議員が増えていない。残念ながら自分の票につながらないことには議員は興味がないのが現実。賃上げの窓口がない。

理由③地域報酬の格差と都道府県によって補助金に差がある。

これが重要なポイントで都会だと国が思う地域は報酬が多い。逆に田舎は報酬が削られている。
そして補助金を出している県と出していない県の差が大きい。その結果出している県は給与が少し高く全国平均が高く見えてしまっている。都会ほど補助金が多く賃金格差がえぐいことになっている。

理由④意味の分からないポジティブキャンペーン

介護は素晴らしい仕事だと25年間低賃金の事実には触れずキャンペーンを行い人材を無理やり集めている。そのため求人が増えているように見える。最近はそれも限界が来ている。


お分かりだろうか?賃金が上がる理由がどこにもない。
介護業界に入ってはいけない。むしろ働いている人間も逃げるべきだ。責任感で使いつぶされる必要などない。もっといい仕事はどこにでもある。

もう一度言う。絶対に介護業に入ってはいけない。未来はないぞ。

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